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(投稿:by 僻地の産科医)
昨日と今日の医療ニュースですo(^-^)o ..。*♡
ちょっと昨日は事情があって、ニュースを上げられませんでした!!
【産科医解体新書】(4)怖かった1人きりの当直
MSN産経ニュース 2008年9月17日
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080917/bdy0809170806001-n1.htm
「○○産婦人科医院の当直に行ってくれる?」
ある日突然、上司の1人から外勤当直を申し渡されました。医師の足りない産婦人科医院への応援を命じられたのです。
「何かあれば、バックアップしてもらえる」という条件ですが、新人にとって1人で当直する不安は計り知れないものがありました。当時から産婦人科医は不足していましたから、僕ら新人もすぐに戦力として組み込まれなければ立ち行かない事情がありました。
初回の外勤では読みきれないほどの教科書を持参しました。緊張で一晩中、浅い眠りでしたが、幸い静かな当直でした。そういう静かな夜が何回か続きました。やがて静かな当直に慣れ、夜も眠れるようになったころ、とても怖い思いをすることになります。
その夜は、1つの分娩(ぶんべん)にたずさわっていました。順調な経過でしたが、最後にトラブルが起こったのです。突然、おなかの赤ん坊の心音が徐脈(心拍数が遅くなること)のまま回復しなくなってしまいました。
急いで上司に応援を要請しましたが、来院するまで待つ余裕はなさそうです。電話口で上司の指示を仰ぎながら、急いで赤ちゃんを分娩させることにしました。幸いにも、時間をかけずに生まれてくれたので、大事には至りませんでした。
上司の指示の下で、何とか1人で対応できる状況だったから良かったものの、これがすぐに手術が必要な状況であれば、どうなっていたかは分かりません。恐ろしさと、力いっぱい処置をした緊張感で、その後の処置の間中、僕の手は小刻みに震えていました。一瞬ですが、「もう医者としてやっていけないだろう」と思いました。
こんな恐ろしい状況にも対応できるような実力をつけること、そのためのトレーニングをすることが、僕ら新人の目標でした。しかし、実際には技術上達そのものよりも、トレーニングをする上でのハードルがたくさんありました。(産科医・ブロガー 田村正明)
神石高原病院は現状維持無理
中国新聞 2008年9月17日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809170014.html
来年4月に広島県から移管される神石高原町立病院について、同町の牧野雄光町長は16日の町議会で、現状体制を維持する医師の確保にめどが付いていないことを明らかにした。一般質問に答えた。牧野町長は「県と病院に対し、要望書を出す」としている。
病院には現在、常勤6人、非常勤3人の医師が勤務しているが、このまま残るかどうかは「条件次第」(医師の1人)という。来春から病院を運営する福山市の医療法人社団陽正会(寺岡暉理事長)も「医師9人を陽正会だけで確保するのは困難」と伝えてきているという。町は5診療科、95ベッドの現体制維持するため、県や周辺の開業医にも協力を要請しているが、めどは立っていない状態。
昭和伊南総合病院は機能不十分 救命救急センター 評価委が県に報告
伊那毎日新聞 2008年9月17日
http://inamai.com/news.php?c=seiji&i=200809170819420000030936
長野県救急医療機能評価委員会は16日、県に、駒ケ根市の昭和伊南総合病院の評価結果について救命救急センターの機能としては不十分との報告をした。報告では、不十分な点として▽整形外科、産婦人科の常勤医師の不在▽病院全体の医師数不足▽救急患者に関するデータの未整備―の3点を挙げている。
整形外科、産婦人科の常勤医師の不在では▽救急患者について24時間体制で対応することができない▽改善には複数の常勤医師を確保する必要があるが現状では困難で救命救急センターとしては問題が多い―としている。また、病院全体の医師不足では、増員について具体的な改善策が示されていないほか、センターを運営していく限度を超えているとしている。救急患者に関するデータの整備では、救急は搬送患者受け入れの要請への対応記録や救急患者に関する把握と分析が不十分とし、データを整備し救急医療体制の改善に役立てることが必要―としている。
報告を受け今後、県では、病院側と改善点について協議していきたい考え。
また、昭和伊南総合病院を運営する伊南行政組合の組合長・杉本幸治駒ヶ根市長は、「昭和伊南総合病院として経営改善に向け努力中。県から説明を受けた上で病院とも十分に相談し伊南医療対策検討会などで具体的な対応を検討したい」とコメントした。
「当面は市民病院活用」・・・福岡市長単独案を改めて示唆
読売新聞 2008年9月17日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080916-OYT8T00632.htm
産科医確保を要請/茨城
公明新聞 2008年9月18日
http://www.komei.or.jp/news/2008/0918/12528.html
公明党茨城県本部の石井啓一代表(衆院議員)は17日、厚生労働省で渡辺孝男厚労副大臣(公明党)と会い、「茨城県北地域の産科医療を守る要望書」を1655人の署名簿を添えて手渡した。井手義弘県幹事長(県議)と公明党日立市議団の代表らが同席した。これは、茨城県日立市の日立製作所日立総合病院(日製病院)が首都圏の大学の医局から6人の医師全員の派遣打ち切り通知を受け、産科医確保の見通しが立たない来春以降の分娩予約を停止すると公表した問題で、事態の打開への協力を求めたもの。
石井氏らは「日立、高萩、北茨城の3市で年2500件の出産があり、その過半数が日製病院を利用している」とし、産科医の早期確保と分娩予約再開、勤務医の待遇改善で協力を要請した。渡辺副大臣は、医師派遣など環境は整えているとし、産婦人科がなくなる事態を招かぬよう努めると述べた。
心神喪失者医療観察法:受け入れ病院が不足 県内5医療機関、患者増で限界に /茨城
毎日新聞 2008年9月15日
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080915ddlk08040026000c.html
重大事件を起こし、「心神喪失」などで不起訴や無罪となった人などを入・通院させる心神喪失者医療観察法の対象となる精神科病院の不足が深刻化している。県内では、5カ所の通院医療機関が診療にあたっているが、患者数の増加で手いっぱいの状態だ。県などは協力先の掘り起こしに追われている。05年7月の同法施行から3年余り。これまでに水戸保護観察所が扱った入・通院のケースは約30件にのぼる。
同観察所によると、通院は原則3年間で、通院開始直後の患者に対する診療は平均で週1回程度必要。さらに各市町村や障害福祉サービス業者との連携、濃密な医療、定期的な評価資料提出などが求められ、受け入れられる患者数は限られる。6月末現在で通院中の患者は11人だが、患者の退院後の生活、通院環境を整える同観察所の社会復帰調整官は「患者数に対して医療機関が不足している」と危機感を募らせる。
また、五つの病院は県北、県央に集中。ほとんどの患者が通院に1~2時間かかり、大きな負担になっている。水戸保護観察所や県障害福祉課は新たな受け皿となる病院を探しているが、理解を求めるのに時間がかかるという。通院医療機関の一つである県央の精神科病院長は「6人の患者の社会復帰を目指して治療をしているが、これ以上増えれば回らなくなってしまう」と訴える。
■ことば
◇心神喪失者医療観察法
心神喪失・耗弱の状態で殺人、放火、強盗などの重大事件を起こし、不起訴または無罪になった精神障害者を社会復帰させるため、国が医療費を負担して病状の改善を図る制度。地裁裁判官と精神科医が合議で、入院▽通院▽入・通院の必要性なしを決める。
柏原病院は赤字15億円
神戸新聞 2008年9月17日
http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0001456835.shtml
県病院局が十七日発表した二〇〇七年度県立病院の決算。丹波市の県立柏原病院の赤字額は、前年度から三億七千万円増えて十五億五千六百万円と突出して悪く、十二病院全体の約三分の一を占めた。累積赤字額は七十一億四千七百万円に膨らんだ。医師減少による収入の落ち込みが原因で、前年度と比べた患者数は、入院一万三千人、外来は二万五千人減った。収益は二十八億百万円。前年度より六億八千二百万円少なく、80・4%にとどまった。
最大の原因は医師不足に伴い、患者受け入れが狭まったこと。最も減ったのは内科で、四月に常勤医が二人減の四人体制となったため、重症者への対応を優先、四月から完全予約制に移行した影響が大きかった。外来は八千七百人、入院は四千二百人減った。また、脳神経外科も〇八年一月に撤退。〇七年十月から頭部打撲など救急患者の受け入れができなくなり、外来は三千百人、入院は四千四百人減った。耳鼻咽喉科も常勤医がゼロになった。
一方、支出は四十八億四千四百万円で前年度比93・8%。稼働病床を四十六床減らすなどしたが職員削減は追いつかず、給与費が前年比98・9%と硬直化している。収益に対する人件費の割合は120%で、前年度から22ポイント上昇した。県立病院全体は65%で、柏原が突出して高い。
〇七年度当初の経営計画では、前年度の十一億八千六百万円の赤字を、九億四千万円まで圧縮する目標を立てていたが、医師離れに歯止めがかからず、逆に赤字が拡大した。また、〇八年度はさらに病床数を減らしたが、四-八月の稼働率は54・9%と改善しておらず、収支がさらに悪化することが予想されている。
45億円赤字、07年度決算 兵庫県の病院事業
神戸新聞 2008年9月18日
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001455988.shtml
県立病院など十二病院を運営する県病院局は十七日、約四十五億円の赤字となった二〇〇七年度の決算を発表した。入院患者七人に対し、看護師一人を配置した病院に入院基本料を上乗せする制度「七対一看護基準」の導入と、薬品の仕入価格の抑制などで赤字幅は縮小したが、累積赤字は約七百六十九億円に上った。病院の運転資金である内部留保額の残高は約五億円を割り、危機的な状況に追い込まれている。入院・外来ともに患者数は前年度より2%程度減ったが、一人あたりの診療単価は入院で約7%、外来で約5%増え、全体の収益は約二十八億円増(対前年度比)の約七百二十二億円となった。
一方、支出は看護師の増員で人件費が前年度より約十二億円増えたが、経費抑制に努め、約十五億円増(同)にとどまった。赤字幅は約十九億円縮小した。病院別では、前年度は赤字だった尼崎と災害医療センターが黒字に転換したほか、姫路循環器病センターも黒字だった。塚口、加古川、淡路、こども、がんセンター、粒子線医療センターも赤字を減らした。
一方、医師の異動にともない患者数が減った西宮は約六億円の赤字、長期患者の転院を進める光風は約八億円の赤字、医師不足で病床を減らした柏原は約十六億円の赤字で、前年度からさらに悪化した。〇七年度中に「七対一看護基準」を導入していたのは七病院で、柏原を除いて収支が改善した。県病院局は「西宮も今年七月から導入しており、改善が期待できる。赤字体質からの転換には、診療報酬の改定にどう対応し、いかに医師を確保するかが問われる」としている。
県立12病院:累積赤字は769億円 危機的状況続く--07年度の経営状況 /兵庫
毎日新聞 2008年9月18日
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20080918ddlk28040342000c.html
尾西市民病院:民間移譲問題 一宮市議、「前向き」「賛成」に14人 /愛知
毎日新聞 2008年9月18日
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20080918ddlk23040737000c.html
◇公開質問状に一宮市議18人が回答
一宮市立尾西市民病院の民間移譲に反対する市民団体「公立病院を守る会」(大塚紀男代表)が一宮市議44人に出した公開質問状に対し、回答した市議18人のうち14人が、民間移譲に前向きか賛成であることが分かった。回答のうち3人は匿名で、26人からは回答がなかった。共産会派の4人は民間への移譲に反対。一方、14人は赤字や医師確保が難しいことなどを理由に「現段階では最良の策」「やむを得ない」「勇気ある決断」などと前向きまたは積極的に移譲への理解を示した。尾西市民病院は09年4月1日に、地元の特定医療法人杏嶺会に土地・建物を含め4億8700万円で譲渡することが決まっている。
武雄市民病院:民間移譲 市民団体、反対の住民訴訟断念 存続で問題点明確へ /佐賀
毎日新聞 2008年9月18日
http://mainichi.jp/area/saga/news/20080918ddlk41040535000c.html
周防大島町立大島病院:移転新築事業費、増額の提案見送る /山口
毎日新聞 2008年9月18日
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080918ddlk35010460000c.html
赤字続く広島県立安芸津病院 規模縮小懸念し署名
中国新聞 2008年9月18日
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200809170309.html
県内13病院人気やや減 医学生臨床研修/青森
読売新聞 2008年9月18日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080918-OYT8T00046.htm
来年度から臨床研修に入る医学生と、受け入れる病院の希望を突き合わせて研修先を決める「マッチング」の中間結果が、医師臨床研修マッチング協議会(事務局・東京)から発表され、臨床研修病院に指定されている県内の13病院を第一希望とした医学生は、弘前大学医学部付属病院など3病院で前年度より増加したが、6病院が減少した。
前年度の中間結果と比べて第一希望者が増えたのは、弘前大学医学部付属病院(弘前市)、弘前市立病院(同)、県立中央病院(青森市)の計3病院。一方、減少したのは青森市民病院(青森市)、八戸市立市民病院(八戸市)、むつ総合病院(むつ市)など計6病院で、3病院が前年と同数だった。西北中央病院(五所川原市)は来年度から臨床研修を始める。
今後、多少の増減があるとみられるが、県医療薬務課は「研修プログラムに工夫をしたり、優秀な指導医がいる病院に集まる傾向がある。病院側の努力も必要」と分析。前年度に引き続き第一希望者がいなかった国立病院機構弘前病院(弘前市)の泉井亮・臨床研究部長は「若い医者が働きたいと思う病院にするため、来年以降に向けて対策を考えていきたい」と話した。
また、13病院全体では、第一希望に選んだ医学生は前年度の中間結果より12人減少して49人。今回対象となった医学生の入学した2003年度は、県内高校出身の医学生が44人と、調査を始めた1999年度以降で最も少なかったことが影響したとみられる。
広島・神石高原病院、医師数維持「めど付かず」
中国新聞 2008年9月17日
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200809170328.html
来年四月に県から移管される広島県神石高原町立病院について、同町の牧野雄光町長は十六日の町議会で、現状体制を維持する医師の確保にめどが付いていないことを明らかにした。一般質問に答えた。牧野町長は「県と病院に対し、要望書を出す」としている。
病院には現在、常勤六人、非常勤三人の医師が勤務しているが、このまま残るかどうかは「条件次第」(医師の一人)という。来春から病院を運営する福山市の医療法人社団陽正会(寺岡暉理事長)も「医師九人を陽正会だけで確保するのは困難」と伝えてきているという。町は五診療科、九十五ベッドの現体制を維持するため、県や周辺の開業医にも協力を要請しているが、めどは立っていない状態。このため、牧野町長は「県と病院に対し、陽正会と連名で要望書を出したい」と答弁した。
救急車出動、過去最高ペース 滋賀県まとめ、前年同期比2%減
京都新聞 2008年9月15日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008091500025&genre=A2&area=S00
滋賀県内の今年上半期(1-6月)の救急車の出動件数は、2万5081件で、年間過去最高だった昨年のペースに迫っていることが、県のまとめで分かった。前年同期比では2%減になるが、「救急出動が飽和状態になった反動で減っただけ」との見方もあり、県内の各消防本部は引き続き、適正な利用を呼び掛けていく。
■上半期2万5000件超
県内8消防本部(局)のうち、6消防本部が前年同期より減少した。東近江行政組合が6%減と、幅が最も大きく、甲賀広域行政組合が5・3%減、湖南広域行政組合が3・2%減と続く。各消防本部では、軽症でもタクシー代わりに救急車を呼ぶような安易な利用を控えるよう訴えており、「広報が一定浸透した結果」(甲賀)との声がある。
一方で、「減少は一過性で、ここ数年の増加傾向に変化はない」(東近江)、「全搬送人員に占める軽症者の割合に変化はなく、適正利用が進んでいるとは言えない」(大津市)、「年間で1万件突破が続き、情勢は厳しい」(湖南)とする意見もあり、下半期との合計では、過去最高件数だった昨年と同程度になると見込む消防本部は多い。
増加している2消防本部のうち、高島市は11・6%増、湖北地域も0・8%の微増。高島市消防本部によると、スキー客の負傷出動が少なかった昨年との比較で大幅増になったが、一昨年とは同程度。近年は、転倒などで負傷した高齢者の利用が目立つという。救急車の適正利用に関して、大津市消防局が1日に何度も利用する人には、戸別訪問を行って理解を得るなど、対策に乗り出している。
市民病院“広告”で武雄市指導 保健福祉事務所
佐賀新聞 2008年9月17日
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1051767&newsMode=article
医師確保へ予算要求 大牟田吉野病院問題で厚労省 CO中毒患者団体に説明
西日本新聞 2008年9月17日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/48187
福岡市立こども病院:移転問題 土地取得議案の撤回を申し入れ--2市民団体 /福岡
毎日新聞 2008年9月17日
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080918ddlk40040366000c.html
新小出病院、公設民営で整備
新潟日報 2008年9月18日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=113444
八王子小児病院跡:小児外来診療所を開設 11年春、民間委託で /東京
毎日新聞 2008年9月18日
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20080918ddlk13040341000c.html
市立病院経営に厳しい意見も 名張市議会決算質疑
YOU 2008年9月18日
http://www.iga-younet.co.jp/modules/news/article.php?storyid=2328
緊急度低い通報 119番が悲鳴/岩手
読売新聞 2008年9月18日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080918-OYT8T00012.htm
双葉郡救急隊:現場滞在延びる 病院手配手間取る 地元、医療充実を要望 /福島
毎日新聞 2008年9月17日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080917ddlk07040290000c.html
県立守山養護学校:大津校舎を守る会、粘り強い活動へ27日に集会開く /滋賀
毎日新聞 2008年9月18日
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080918ddlk25040648000c.html
議会だより:南相馬市 /福島
毎日新聞 2008年9月18日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080918ddlk07010332000c.html
地域ごとの保険料率設定で医療費抑制?
キャリアブレイン 2008年9月17日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/18237.html
医療ミス、患者に5850万賠償 旧県立那覇病院
琉球新報 2008年9月18日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-136333-storytopic-1.html
旧県立那覇病院で2004年2月、当時50代後半の女性=那覇市=の脳腫瘍(しゅよう)の手術の際に、脳内にガーゼを置き忘れる医療ミスがあり、そのガーゼを除去した同年3月の再手術の後、患者に高次脳機能障害が生じ、県病院事業局と患者が賠償協議をしていた件で、県は18日までに5850万円の賠償金を患者に支払うことを決めた。
17日に開会した県議会9月定例会に賠償金額決定の議案を提案した。
県病院事業局は「医療事故を起こしたことについて関係者をはじめ県民に対して深くおわびするとともに、今後このような事故を起こさないよう、チェック体制を強化していく」としている。
県、あおもり協立病院の医療ミスで調査結果通知
陸奥新報 2008年9月18日
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/09/3557.html
青森市のあおもり協立病院で今年7月、不整脈治療で入院中の70歳代男性患者に、看護師が麻酔薬イソゾールの知識を持たずに過剰投与し、男性患者が意識不明となっている事故で、県は17日までに、同病院に対して立ち入り調査の結果を通知した。
調査は8月22日に行ったもので、県は薬効など情報共有の徹底、医療安全確保に向けた院内電子システムの改善と補完手段の検討、看護師らの研修・教育の充実を求めた。
県は「薬効を知らないのであれば聞く、確認するのが基本。(暗黙の了解事項とされている)ルールの“見える化”が必要。医療行為は細かくなっており、以心伝心は通用しない時代」と述べた。
あおもり協立病院側は「県の指摘に従い、10月中にも対策をまとめたい」と語った。
血管内に空気、女性死亡 医師を書類送検
MSN産経ニュース 2008年9月18日
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080918/crm0809181715025-n1.htm
脳血栓の手術中に誤って空気を血管内に混入させ、患者を死亡させたとして、宮城県警捜査1課と古川署は18日、業務上過失致死(医療過誤)の疑いで、宮城県大崎市の大崎市民病院に勤務する男性医師(43)を書類送検した。
調べでは、男性医師は昨年6月6日、入院していた患者の女性=当時(40)=の脳内にカテーテルを挿入する手術をした際、点滴していた食塩水のパックが空になったことに気付かず、女性の血管内に空気が混入。女性の脳動脈内に空気塞栓(そくせん)症を発症させ、同月12日に脳循環不全で女性を死亡させた疑い。
同病院と女性の遺族の間では、同年10月に損害賠償として約4500万円を病院が支払うことで和解が成立。同病院の大場周治事務部長は「患部が脳内の難しい場所だったため、通常は20分程度で終わる手術が1時間以上かかったと聞いている。民事上は解決しており、後は司法の判断に任せたい」と話している。
武雄市民病院問題、住民訴訟を断念
佐賀新聞 2008年9月18日
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1051968&newsMode=article
武雄市民病院の民間移譲問題で、医療法人財団「池友会」(北九州市)との移譲契約差し止めを求めた住民監査請求を却下された市議らが17日、住民訴訟を断念することを明らかにした。
住民監査請求していたのは自民、共産党など超党派の市議や市民合わせて1028人。市の方針表明から移譲先決定までの経過などが「不透明で拙速」とし移譲契約差し止めを求めていたが、市監査委員は8月18日「財務会計上、現時点では違法な行為があったとは認められない」などとし請求を却下していた。
却下を受け、市議らは対応を協議してきたが、訴訟にかかる費用や時間の問題もあり断念を決めた。請求人代表の谷口攝久市議(自民)らは「議会などで移譲の問題点を明らかにし、市民病院存続の声を高めていきたい」と述べた。
事件:病院前に新生女児を放置 札幌市
毎日新聞 2008年9月17日
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20080917hog00m040007000c.html
16日午後8時15分ごろ、札幌市東区北17東15の札幌東豊病院職員玄関前で、生後間もない女児(体重2750グラム)がタオルにくるまれた状態で放置されているのを、病院を訪れた見舞客が発見した。女児は同病院で保護され、命に別条はないという。札幌東署は女児の親が置き去りにしたとみて、保護責任者遺棄事件として捜査している。調べでは、女児はへその緒がついた状態だった。
カプセルも宇宙服も不要 新型インフル対策で消防庁通知
朝日新聞 2008年9月17日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200809160315.html
新型インフルエンザの国内発生に備え、総務省消防庁は16日、患者の搬送時の留意点を市町村に示した。訓練でよく見られる患者隔離カプセル(アイソレーター)や「宇宙服」は不要としている。感染防止上の効果よりも、救急活動の足手まといになるとの判断だ。不要とされたのは、ほかに足の靴カバー。これらは訓練の時によく見られる「重装備3点セット」。専門家からも「科学的根拠はなく、ちょっと大げさ」との見方が出ていた。
アイソレーターは、03年に中国で新型肺炎SARSが流行して問題となった以降、国が補助して都道府県に配備されている。消防庁と国立感染症研究所は
(1)患者の容体が急変した時の対応が困難
(2)運ぶのに時間がかかる
(3)患者の精神的な不安も増す
――などのデメリットから「不要」と結論づけた。
国立感染症研究所・感染症情報センターの森兼啓太主任研究官は「新型インフルエンザは基本的には呼吸器の病気。全身からウイルスが舞い飛ぶわけではなく、患者のすぐそばに近寄らなければ感染リスクはそれほど高くない。カプセルは、使うデメリットのほうが大きい」と話す。
鳥インフルエンザの発生時には、鶏舎に入った関係者が宇宙服のような感染防護服を着て、靴カバーをはいた光景が見られた。「宇宙服」は、患者のしぶきが飛んでくる体の前面にファスナーがあり、服を脱ぐ時にウイルスに触れる可能性がある。
靴カバーは、大量のウイルスを含んだふんがあちこちに散らばる鶏舎では足元を守るために必要だが、新型インフルエンザの患者搬送では取り外す際に逆に手指を汚したり、滑って転倒したりする恐れなどデメリットが多いという。「通常のインフルエンザが靴から感染したという報告はこれまでない」(森兼さん)という。政府は新型インフルエンザが国内で流行した場合、最大200万人が入院し、うち140万人が救急車で運ばれるとみている。消防庁は救急隊員の感染防止や救急車の消毒方法についての具体的な手順を示す必要に迫られていた。
警察庁が新型インフル流行時の行動計画…病院警戒、機動隊投入も
読売新聞 2008年9月17日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080917-OYT1T00344.htm?from=navr
警察庁は17日、新型インフルエンザウイルスが国内で流行した場合の行動計画を決定した。新型インフルエンザが海外で発生した段階から対策室や対策本部を設置し、情報収集を開始。混乱が予想される国際空港周辺などの警備にあたる。政府計画では警察官は「社会機能維持者」としてワクチン接種の優先対象になっており、感染者と接触する可能性がある職員には順次、接種を受けさせる。
国内で感染が確認されれば病院の警戒のほか、外出制限地域への交通規制も実施。機動隊も投入し、混乱に便乗した犯罪や感染者の密入国を取り締まる。
「発熱外来」確保へ 新型インフルエンザ対策
日本海新聞 2008年9月17日
http://www.nnn.co.jp/news/080917/20080917001.html
腰痛・膝痛は飲んで治す!? “飲む関節痛薬”が人気の理由
日経トレンディネット 2008年9月17日
(1)http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080912/1018630/
(2)http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080912/1018630/?P=2
(3)http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080912/1018630/?P=3
(4)http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080912/1018630/?P=4
(5)http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080912/1018630/?P=5
(6)http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080912/1018630/?P=6
(7)http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080912/1018630/?P=7
【コラム】日本政府の子育て/韓国発
朝鮮日報 2008年9月17日
(上)http://www.chosunonline.com/article/20080917000049
(下)http://www.chosunonline.com/article/20080917000050
被害者支援センターとちぎが悪質運転防止訴えパネル展
下野新聞 2008年9月15日
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20080914/48542
いいたいききたい:県置賜保健所長・小児科・てんかん医、池野知康さん /山形
毎日新聞 2008年9月18日
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080918ddlk06040238000c.html
「食道閉鎖」生後2日目 男児に胸腔鏡手術/静岡 こども病院
読売新聞 2008年9月18日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080918-OYT8T00163.htm
食道と胃がつながっていない「食道閉鎖」の状態で生まれた生後2日目の男児に対し、県立こども病院(静岡市葵区漆山)が胸腔(きょうくう)鏡を使った手術を行い、県内で初めて成功した。国内では実施例がほとんどない新しい治療方法で、子供の成長への影響も少ないとみられ、今後の普及が期待されている。同病院によると、この男児は今年6月3日に県東部の医療機関で3104グラムで生まれ、食道閉鎖と診断された。小児科医の判断ですぐに同病院に搬送された。
食道が閉鎖した赤ちゃんは5000人に1人程度の割合で生まれるという。母乳などの栄養が取れないだけでなく、肺炎などを起こしやすく、生後できる限り早期に治療しないと命にかかわる。一般に行われているのは、胸や脇腹を10センチ程度切開し、食道と胃をつなぐ手術だが、肋骨(ろっこつ)や筋肉を切るため、成長に伴って骨や筋肉の発達にゆがみなどが生じる危険もある。
この男児の場合、食道上部が閉鎖し、食道下部は気管とつながっていた。同病院小児外科の漆原直人科長(51)は、「後遺症を少なくするには、体を大きく切らない方がいい」と判断し、数か所の穴からカメラや手術器具を入れて治療する内視鏡手術の一つ胸腔鏡手術を選んだ。
男児の手術は6月4日、右脇腹に3~5ミリの穴を3か所開けて気管につながった食道を外し、閉じた食道の先端を切除して胃の方につなぐ方法で行われた。食道の太さは5ミリ程度で手術時間は2時間半ほどかかったが無事成功し、男児は1か月で退院した。経過は極めて順調だという。
今月上旬に横浜市で開かれた世界内視鏡外科学会での報告によると、国内でこの病気に胸腔鏡手術を行っているのは順天堂大(東京)、大阪府立母子保健総合医療センターなど数施設しかないとみられる。内視鏡手術は傷が小さく、体への負担が軽いのが最大の長所。同科は、小児の胸や消化器の病気で、2006年に59件、07年に76件実施するなど内視鏡手術では国内有数の実績を持つ。
今年7月からは、腸などが股間(こかん)から飛び出すそけいヘルニアに対し、内視鏡手術の一種の腹腔(ふくくう)鏡手術を本格導入。内視鏡手術は今後、年間300件程度に増える見込みという。漆原科長は「高度な麻酔管理も必要だが、太さ2~3ミリの手術器具が登場し、医師の熟練度も上がってきた。生まれたばかりの赤ちゃんにも負担の少ない内視鏡手術ができることを知ってほしい」と話している。
子供の頭痛は肥満が原因?3カ月ダイエットで半減
MSN産経ニュース 2008年9月17日
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080917/bdy0809171736003-n1.htm
先天性難聴に遺伝子診断 信大病院でスタート
読売新聞 2008年9月18日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080917-OYT8T00794.htm
産後うつ病の可能性を特定する簡易な3つの質問
健康美容EXPO 2008年9月17日
http://www.e-expo.net/world/2008/09/3_1.html
北京の遊園地で事故、男性客が右足切断
エクスプロア中国 2008年9月18日
http://www2.explore.ne.jp/news/article.php?id=10768&r=sz
中国全土の医療機関、毒ミルク結石の治療に尽力
サーチナニュース 2008年9月18日
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0918&f=national_0918_009.shtml
週刊医学界新聞 第2797号 2008年09月
文献伝える江戸の医療/滋賀
読売新聞 2008年9月15日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080915-OYT8T00019.htm
彦根城博物館で展示会 賀川玄悦「子玄子産論」や診断記録
(上)多年の臨床経験から母体内での胎児の正常な位置を明らかにした産科医賀川玄悦の著作「子玄子産論」
(右)彦根藩の藩医31家の医者の履歴を記した「医者由緒帳」。召し抱えられる経緯や、身分的な位置付けがよくわかる史料
(下)彦根藩医の河村家に伝わった医療箱。旅や往診の際に使用されたと思われる。上3段の引き出しには薬の紙箱が収納され、一番下には薬を調合する器などが納められている
彦根城博物館(彦根市金亀町)は、江戸時代の医療にスポットをあてるテーマ展を開いている。医療技術の発展の過程、彦根藩の医療制度、医者と患者の関係などを同館や市立図書館、滋賀医科大附属図書館蔵の書籍史料などの展示で紹介している。
前近代の社会では、人々は現代よりはるかに大きな病気の脅威にさらされており、平均寿命は短く、乳幼児の死亡率も高かった。一方で、江戸時代には多くの医者が医学と医術の研究に取り組み、後期には和漢の医学に加えて西洋医学が取り入れられて医療は確かな進歩を遂げた。幕府が体系的な医療制度を設けられなかったため、各藩の藩医が医療発展に果たした役割は大きく、彦根藩では藩校に藩医養成機関を設置した。安全な出産実現に尽力した産科医の賀川玄悦(かがわげんえつ)は彦根出身。
文書の展示では、玄悦が母体内での胎児の正常な位置を明らかにした1765年(明和2)の著作「子玄子産論」や、1691年(元禄4)から1870年(明治3)にかけて彦根藩に仕えた31家の医者の履歴史料「医者由緒帳」などを紹介する。この ほか、1799年(寛政11)の藩校開館から幕末期までの藩医養成機関に関する文書の抄録や、1854年(嘉永7)の藩医の診断書記録、彦根藩医の河村家に伝わった医療箱なども展示する。
1990年度から同館が続けている人権学習シリーズの9回目。人々の生存権を根底から支える医療の歴史を学んでもらおうと企画した。29日まで。一般500円、小中学生250円。開館時間は午前8時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)。会期中無休。問い合わせは同館(0749・22・6100)。
医療崩壊をどう食い止め、どう再建するか。
医療に精通した現役の弁護士が示す法的アプローチ
毎日コミニケーションズ 2008年09月18日
http://www.news2u.net/NRR200836844.html
出版と人材の総合サービス企業、株式会社 毎日コミュニケーションズ<以下、マイコミ>(社長:中川信行、本社:東京都千代田区一ツ橋1-1-1)は、現代医療を取り巻く社会問題に法的側面から解説した書籍『医療再建―絶望の現場から希望の医療へ』(井上 清成 著)を9月25日(木)より発売します。
本書は、著者である井上 清成氏が、医療にかかわる弁護士としての立場から、加速度的に崩壊しつつある公的医療を全国民の利益のために再建するためにはどうしたらよいか、さらには医療に過度に介入する刑事司法をどう抑制するかについて、これらの医療の発展の足かせとなっている各種法律に焦点を当て、法律が医療に介入することによってもたらされる矛盾点や弊害をあげ、その改正案を提唱しています。
昨今、医療現場を取り囲む環境は急激に変化しています。刑事司法が医療現場に過度に介入し、医師個人の責任が追及され、容易に逮捕・拘留されるケースも珍しくありません。また、1980年代半ばから続く医療費抑制政策によって、医療従事者は慢性的な過重労働となり、特に勤務医の退職を助長させました。こうした結果、疲弊した医師が現場から立ち去り、医療現場では慢性的な医師不足に陥っています。その中でも労働時間が長く、訴訟リスクの高い小児科や産婦人科などの特定の科では、医師不足が顕著になり、病棟閉鎖や病院を廃業する事態にまで陥っています。
このような医療崩壊を食い止め、新時代の医療を築くために、「法に医療をあわせるのではなく、医療に法をあわせる」という見地から著した、これまでにない一冊です。
巻末には『医療崩壊-「立ち去り型サボタージュ」とは何か』の著者である小松 秀樹医師(虎の門病院泌尿器科部長)との特別対談『医療と司法の視点で語る 日本医療再建のための手がかり』を収録し、医療と司法のそれぞれの視点から、卑近な刑事司法介入への対応法と医療再建のための具体策を示しています。
井上 清成(いのうえ・きよなり) プロフィール
1981年、東京大学法学部卒。1986年、弁護士登録(東京弁護士会所属)。
1989年に井上法律事務所開設し、2004年、医療法務弁護士グループ代表に就任。著書に『病院法務セミナー よくわかる医療訴訟』(毎日コミュニケーションズ)などがある。現在は、病院顧問弁護士、病院代理人などを務め、昨今の医療への司法介入に対し、医療現場をよく知る立場から警鐘を鳴らしている。その発言は医療関係者からも多くの支持を得ている。
■ 書 名 : 『医療再建-絶望の現場から希望の医療へ』
■ 著 者 : 井上 清成
■ 定 価 : 3,150円(税込)
■ 体 裁 : A5判 208ページ
■ ISBN : 978-4-8399-2740-0
■ 発売日: 2008年9月25日
【医療再建-絶望の現場から希望の医療へ】
http://book.mycom.co.jp/book/978-4-8399-2740-0/978-4-8399-2740-0.shtml
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