今日のアメリカ医療ニュース ..｡*♡

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（投稿：ｂｙ　僻地の産科医）

　　　　

米の通院患者、高齢化で１０年間に２６％増加
MSN産経ニュース　2008年8月8日
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080808/amr0808082329014-n1.htm
　【ワシントン＝ＵＳＡ　ＴＯＤＡＹ（ナンシー・ヘルミック）】高齢化が進む米国で病院にいく人が増えている。２００６年に病院にいった回数は１人当たり４回で、のべ１１億回と、１９９６年より２６％増加。この１０年間の人口増加率は１１％にすぎない。

　米疾病対策センター（ＣＤＣ＝Ｃｅｎｔｅｒｓ　ｆｏｒ　Ｄｉｓｅａｓｅ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　ａｎｄ　Ｐｒｅｖｅｎｔｉｏｎ）のキャサリン・バートさんは「高齢者の患者が増加している。この結果、医師や看護師などの負担が３０、４０年前より数段重くなっている」と指摘する。

　救急救命室での平均待ち時間（０６年）は５６分で、９８年より１８分長くなっている。これは患者が増えただけでなく、救急医療施設が減少したことによるという。ただ、「大都市の病院では１時間以上待たなければならないところも多いが、通常は３０分程度待てば診察してもらえる」とバートさん。救急救命室に運ばれてくる成人患者の主な病状は胸部の痛み、腹痛、頭痛、息切れなど。１５歳以下の患者ではせき、吐き気、耳の痛み、頭部や首、顔面の負傷など。

　また、高齢化に伴い、診察を受けにくる患者のほぼ半数は高血圧、関節炎、高コレステロール、糖尿病、鬱（うつ）病（びよう）など慢性的な疾患を抱えているという。

　　　　　

救急治療室の待ち時間、１０年で約１時間に延びる 米国
CNN Japan　2008年8月8日
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200808080005.html
ジョージア州アトランタ（ＡＰ）　米病院の救急治療室で医師の診療を受けるまでの平均待ち時間が２００６年、約１時間に相当する５６分と１０年前から長くなったことが、米疾病対策センター（ＣＤＣ）が６日に公表した統計結果で判明した。ＣＤＣはこの理由として、救急治療室の減少と、利用者の増加を指摘している。ＣＤＣによると、救急治療室における待ち時間の平均は１９９７年は３８分だったが、２００４年に４７分、２００６年には５６分と延びた。
　また、病院の救急治療室の利用者は、１９９６年の９０００万人から、１０年後の２００６年には３２％増の１億１９００万人となった。一方で、救急治療室を設置する病院は同時期、約４９００から４６００以下に減少した。ＣＤＣのスティーブン・ピッツ氏は、需要が増加し、供給が減少したために、待ち時間が延びたと指摘している。
　また、この待ち時間はあくまで「平均」であり、半数の人々が３１分未満で医師の診察を受けていることを考えると、１時間以上待っている患者がかなりいるはずだと分析している。このほか、時期別に見ると、夏と冬の混雑率が高かったほか、利用者は乳幼児と７５歳以上の高齢者の割合が高かった。

　　　　　

ホームレス患者で診療報酬を不正請求、米病院経営者逮捕
CNN 2008.08.07
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200808070027.html
ロサンゼルス（ＡＰ）　米連邦捜査局（ＦＢＩ）は６日までに、ホームレス多数を患者として入院させ、多額の診療報酬をだまし取っていたとして、ロサンゼルスの病院経営者を逮捕・起訴した。
  訴追されたのはロサンゼルスにあるシティ・オブ・エンゼルス病院の最高責任者（ＣＥＯ）ルドラ・サバラトナム被告と、スキッドロウ検診センター長のエスティル・ミッツ被告。医療詐欺や患者紹介料授受など２１件の罪に問われている。ＦＢＩは同病院を含む３病院を捜索し、ロサンゼルス市は病院経営者を提訴した。
  調べによると、サバラトナム被告らは共謀して路上生活者の多いスキッドロウでホームレスをリクルートし、疲労、脱水症状といった軽度な症状を治療。必要もないのに入院させて、高齢者向け医療保険のメディケアとカリフォルニア州の医療保険制度に基づき多額の診療報酬を請求していた。
  架空請求はホームレス患者数百人から数千人分に上るとみられる。スキッドロウでは労働者が病院側から報酬を受け取って毎月３０人から５０人をリクルート、ミッツ容疑者の検診センターで検診を受けさせ、患者として病院に送り込んでいた。
  中には麻薬中毒者や精神疾患を持つホームレスもいた。「リクルートＸ」と呼ばれる精神疾患のある女性は、呼吸困難や胸の痛みなどの症状で入院したことになっているが、本人によるとそのような症状はなかった。 この女性は「退院」後にスキッドロウに戻り、病院から受け取った金でコカインを買っていたが、病院ではコカイン中毒の治療は受けなかったという。 この事件は、病院がホームレス患者を路上に置き去りにしているとの通報を受け、２００６年にロサンゼルス警察が捜査を開始した。有罪判決を受けた場合、サバラトナム被告は最高で禁固５０年、ミッツ被告は１４０年の実刑を言い渡される可能性がある。

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米の通院患者、高齢化で１０年間に２６％増加
MSN産経ニュース　2008年8月8日
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080808/amr0808082329014-n1.htm
　【ワシントン＝ＵＳＡ　ＴＯＤＡＹ（ナンシー・ヘルミック）】高齢化が進む米国で病院にいく人が増えている。２００６年に病院にいった回数は１人当たり４回で、のべ１１億回と、１９９６年より２６％増加。この１０年間の人口増加率は１１％にすぎない。

　米疾病対策センター（ＣＤＣ＝Ｃｅｎｔｅｒｓ　ｆｏｒ　Ｄｉｓｅａｓｅ　Ｃｏｎｔｒｏｌ　ａｎｄ　Ｐｒｅｖｅｎｔｉｏｎ）のキャサリン・バートさんは「高齢者の患者が増加している。この結果、医師や看護師などの負担が３０、４０年前より数段重くなっている」と指摘する。

　救急救命室での平均待ち時間（０６年）は５６分で、９８年より１８分長くなっている。これは患者が増えただけでなく、救急医療施設が減少したことによるという。ただ、「大都市の病院では１時間以上待たなければならないところも多いが、通常は３０分程度待てば診察してもらえる」とバートさん。救急救命室に運ばれてくる成人患者の主な病状は胸部の痛み、腹痛、頭痛、息切れなど。１５歳以下の患者ではせき、吐き気、耳の痛み、頭部や首、顔面の負傷など。

　また、高齢化に伴い、診察を受けにくる患者のほぼ半数は高血圧、関節炎、高コレステロール、糖尿病、鬱（うつ）病（びよう）など慢性的な疾患を抱えているという。

　　　　　

救急治療室の待ち時間、１０年で約１時間に延びる 米国
CNN Japan　2008年8月8日
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200808080005.html
ジョージア州アトランタ（ＡＰ）　米病院の救急治療室で医師の診療を受けるまでの平均待ち時間が２００６年、約１時間に相当する５６分と１０年前から長くなったことが、米疾病対策センター（ＣＤＣ）が６日に公表した統計結果で判明した。ＣＤＣはこの理由として、救急治療室の減少と、利用者の増加を指摘している。ＣＤＣによると、救急治療室における待ち時間の平均は１９９７年は３８分だったが、２００４年に４７分、２００６年には５６分と延びた。
　また、病院の救急治療室の利用者は、１９９６年の９０００万人から、１０年後の２００６年には３２％増の１億１９００万人となった。一方で、救急治療室を設置する病院は同時期、約４９００から４６００以下に減少した。ＣＤＣのスティーブン・ピッツ氏は、需要が増加し、供給が減少したために、待ち時間が延びたと指摘している。
　また、この待ち時間はあくまで「平均」であり、半数の人々が３１分未満で医師の診察を受けていることを考えると、１時間以上待っている患者がかなりいるはずだと分析している。このほか、時期別に見ると、夏と冬の混雑率が高かったほか、利用者は乳幼児と７５歳以上の高齢者の割合が高かった。

　　　　　

ホームレス患者で診療報酬を不正請求、米病院経営者逮捕
CNN 2008.08.07
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200808070027.html
ロサンゼルス（ＡＰ）　米連邦捜査局（ＦＢＩ）は６日までに、ホームレス多数を患者として入院させ、多額の診療報酬をだまし取っていたとして、ロサンゼルスの病院経営者を逮捕・起訴した。
  訴追されたのはロサンゼルスにあるシティ・オブ・エンゼルス病院の最高責任者（ＣＥＯ）ルドラ・サバラトナム被告と、スキッドロウ検診センター長のエスティル・ミッツ被告。医療詐欺や患者紹介料授受など２１件の罪に問われている。ＦＢＩは同病院を含む３病院を捜索し、ロサンゼルス市は病院経営者を提訴した。
  調べによると、サバラトナム被告らは共謀して路上生活者の多いスキッドロウでホームレスをリクルートし、疲労、脱水症状といった軽度な症状を治療。必要もないのに入院させて、高齢者向け医療保険のメディケアとカリフォルニア州の医療保険制度に基づき多額の診療報酬を請求していた。
  架空請求はホームレス患者数百人から数千人分に上るとみられる。スキッドロウでは労働者が病院側から報酬を受け取って毎月３０人から５０人をリクルート、ミッツ容疑者の検診センターで検診を受けさせ、患者として病院に送り込んでいた。
  中には麻薬中毒者や精神疾患を持つホームレスもいた。「リクルートＸ」と呼ばれる精神疾患のある女性は、呼吸困難や胸の痛みなどの症状で入院したことになっているが、本人によるとそのような症状はなかった。 この女性は「退院」後にスキッドロウに戻り、病院から受け取った金でコカインを買っていたが、病院ではコカイン中毒の治療は受けなかったという。 この事件は、病院がホームレス患者を路上に置き去りにしているとの通報を受け、２００６年にロサンゼルス警察が捜査を開始した。有罪判決を受けた場合、サバラトナム被告は最高で禁固５０年、ミッツ被告は１４０年の実刑を言い渡される可能性がある。