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(投稿:by 僻地の産科医)
本日の医療ニュースですo(^-^)o ..。*♡
産科医「手尽くし確保」 富士市立中央病院、折衝へ
静岡新聞 2008/04/14
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20080414000000000018.htm
富士市立中央病院に医師を派遣する東京慈恵会医科大(東京都)が、来年3月末で産婦人科医4人全員を引き揚げる方針を打ち出した問題で、同病院の山田治男院長は13日、病院開設者の鈴木尚市長とともに同病院で会見した。山田院長は「県東部の医療の観点でも極めて深刻」と指摘し、「(地元で出産できない)お産難民は何としても避けたい。周産期医療が不安なく動くよう努めたい」と語った。
4日に大学産婦人科教室教授から伝えられた方針については「大学側も産科医確保が難しく支障が出ているという。通告を極めて深刻に受け止めている」と答えた。その一方で「病院も医師ゼロでは正常産もできない。人数減でいけないか、折衝したい」と引き揚げを減員に抑え、他からの補充で存続を探る考えを示した。
同院は医療圏唯一の地域周産期センターとして、ハイリスク分娩などを受け入れる。通常お産でも、人口24万人の市内で4カ所しかない取扱機関の一角をなす。山田院長は「減員でも現状維持は無理。ほかでできないハイリスク対応の体制は保ちたいが、それとて希望。通常分娩でも事態はほかの地区以上に深刻」と述べた。
今後の対応については妊娠期間を逆算し「早くしないと来年4月以降のお産は責任が持てなくなる。6月末までには見通しを付けたい」とした。
鈴木市長は事態の重大さをあらためて指摘し、「地域で産婦人科の果たす役割はとても大きい。最悪の事態を回避するためあらゆる手を尽くす」と話した。
現体制の継続検討 慈恵医大
富士市立中央病院の産婦人科医引き揚げ問題で東京慈恵会医科大の松永正樹教員医師人事室次長は14日、静岡新聞社の取材に「富士市立中央病院は地域の基幹病院。手だてを検討し、現状の4人体制が継続する策を何とか考えていきたい」と答えた。
申し入れの背景として、今年の大学医局への入局者がほとんどいなかった上、産科医に多い女性医師のうち5人が相次いで産休に入り、4つある付属病院で来年度以降の欠員が明らかになっている現状を指摘。「危機感を抱いた産婦人科講座の教授が、市立病院に申し入れたのが経緯」と説明した。
その上で、「大学としての最終決定ではない。困っているのは事実だが、市立病院から簡単に医師を引き揚げることができないことも知っている。当直に4人体制の維持が必要なことも分かっている」として、「今後の方針固めの期限が6月末ということも意識して、何とか検討していきたい」とした。
厳しさ増す島の救急医療
中国新聞 2008年4月14日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200804140025.html
尾道市生口島にある県立瀬戸田病院は、4月から常勤医師が1人減り3人となった。それを受け、24時間体制の初期救急医療をやめた。隣の因島にある二次救急医療機関の因島総合病院も、2人いた常勤外科医のうち1人が3月に辞め、大きな手術が困難になっている。島しょ部の救急医療体制は岐路に立たされている。尾道市消防局によると、因島消防署瀬戸田分署が2007年中に救急搬送した391人のうち36%に当たる142人を瀬戸田病院に運んだ。2番目の尾道総合病院の97人を大きく上回る。
入院や手術が必要な症例に対応する二次救急医療を担ってきた因島総合病院。昨年4月に比べ、常勤医は1人減の6人(内科5人)。それを補う非常勤の医師は13人だ。因島消防署が07年に救急搬送した809人のうち、386人(48%)が因島総合病院で占められる。県境を接する愛媛県上島町の場合、448人のうち同病院への搬送が74%も占める。
医師の不足に加え、因島総合病院にとって厳しいのが、尾道市の病院群輪番制病院運営事業の負担金の減額。08年度の市当初予算では市内の他の3病院と同額の1552万円強。前年の約半額となる。因島総合病院の大出正紀事務長は「行政の拠出金が減ると、運営全体を見直さなくては」と頭を痛める。
時間外加算分は自己負担 島田市民病院救急センター
静岡新聞 2008年4月14日
http://www.shizushin.com/news/local/central/20080414000000000013.htm
島田市立島田市民病院は14日、夜間や休日など通常の診療時間外に救急センターを受診した軽症患者を対象に、これまで保険負担(3割)だった時間外加算分の医療費を原則として自費負担にすると発表した。5月7日から実施し、近隣病院の状況などを見ながら概ね1年間継続する。
軽症患者の安易な救急受診に一定の歯止めを掛け、緊急性のある重篤症状患者への救急医療体制を確保するのが目的。志太榛原地域の公立4病院でつくる救急医療体制協議会での合意を経て、同病院も実施を決めた。
救急センター受診者のうち、入院となった場合や交通事故、労災による受診、医師の指示(他院を含む)による受診などを除き、時間外加算分が自費徴収となる。徴収額は平日の時間外で初診時850円、深夜(午後10時から翌日午前6時)で同4800円―など。
同病院によると、時間外加算の自費徴収は磐田市立総合病院が平成18年11月から、焼津市立総合病院が今月から実施しているほか、榛原総合病院も6月の実施予定。藤枝市立総合病院も検討を進めているという。
救急受け入れ「ベッドがない」~特集・救急医療現場の悲鳴(1)
キャリアブレイン 2008年4月14日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15574.html
厚生年金病院は公的に存続を
キャリアブレイン 2008年4月14日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15559.html
「うちで研修を」 医学部生にPR 道内68病院が説明会 札幌
北海道新聞 2008年4月14日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/87119.html
東京事務所に道が担当課長 首都圏で医師探し 目標「年間10人」
北海道新聞 2008年4月14日
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/87118.html
府北部への就職率倍増 府立看護学校、「修学資金」が効果
京都新聞 2008年4月14日
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008041300080&genre=G1&area=K00
“来月にも医師不足の対策”
NHK 2008年4月14日
http://www.nhk.or.jp/news/k10013554481000.html
福田総理大臣は、東京・世田谷区にある小児科や産科の専門病院を視察したあと、記者団に対し、小児科や産科などで深刻化する慢性的な医師不足を解消するための対策を来月にもまとめる方針を示しました。
福田総理大臣は、14日午前、東京・世田谷区にある小児科や産科の専門病院、国立成育医療センターを訪れました。福田総理大臣は、小児科や産科はほかの診療科に比べて労働条件が厳しく、各地で慢性的な医師不足が生じ、地域の中核病院でこうした診療科の閉鎖が相次いでいることなど、現状について説明を受けました。続いて、救急センターや新生児の集中治療室なども視察しました。視察を終えた福田総理大臣は記者団に対し、「医師不足に対して、早急に手を打たなければならないと感じた。財源の問題もあるが、小児科や産科、それに救急医療などで、どのような医療体制をとればいいのか、来月ころまでにはビジョンを取りまとめ、実現に向けて努力したい」と述べて、深刻な医師不足を解消するための対策を来月にもまとめる方針を示しました。
産科医不足で首相、5月に改善策・救急医療
日本経済新聞 2008年4月14日
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080414AT3S1401014042008.html
産科・小児科不足解消へ対策、首相が5月にも策定
読売新聞 2008年4月14日
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080414-OYT1T00496.htm
首相「説明不足まずかった」 後期高齢者の保険証未着
朝日新聞 2008年4月14日
http://www.asahi.com/politics/update/0414/TKY200804140079.html
福田首相は14日、75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度(通称・長寿医療制度)の保険証が一部で届いていないなどの問題について「もう少し早く、段取りよく、十分な説明をして、いささかの不安も与えないようにしなくてはいけない。まずかったなと反省している」と述べた。視察先の国立成育医療センターで記者団に語った。 野党は同制度の廃止を求めているが、首相は「総合的に考えて、こういう制度をとるのが一番いい」と語り、国民に理解を求めていく姿勢を示した。
医師が国を提訴、今度は診療報酬の「成果主義」導入で
日経メディカルオンライン 2008. 4. 12
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200804/506118.html
医療再建の超党派議連がシンポジウム
キャリアブレイン 2008年4月14日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15548.html
NICUの看護配置見直しを
キャリアブレイン 2008年4月14日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15558.html
医師らの刑事免責確立を
キャリアブレイン 2008年4月14日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15557.html
開業医も疲弊「うつ状態」27%
キャリアブレイン 2007年10月10日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/12355.html
魚津市の課題
北日本放送 2008年4月14日
http://www2.knb.ne.jp/news/20080414_15402.htm
(抜粋)一方、高齢化も進んでいます。昭和55年には、10人に1人だった65歳以上のお年寄りの割合は、平成17年には、4人に1人となっています。
高齢化に伴って欠かせないのが、医療機関の充実です。
ただ、市内唯一の公的医療機関である富山労災病院を運営する独立行政法人「労働者健康福祉機構」は、整理統合計画の中で、いま赤字の病院などを対象に国立病院機構との統合を検討しています。 いまのところ富山労災病院は保留となっていますが、設置から50年が経ち、建物自体の老朽化も進んでいます。
沢崎市長は、全面改築にむけた支援や取り組みを強化する方針です。
(沢崎市長)「我々としてできることは、病院と一緒になってお医者さんの確保なり、出来るだけ病院を市内の方が、全員使っていただけるとか、そういうことも大事な運動だと思っていますので、いずれにしてもそう長くない将来にですね、改築されることのためには全力をつくしていきたいと思います。」
弘大医学部定員5人増へ協議
東奥日報 2008年4月12日
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2008/20080412091018.asp
県と弘前大学は、二〇〇九年度から同大医学部定員を五人増やす方向で具体的な協議に入ったことが十一日、分かった。県は、五人増加分を、絶対数が不足している産科、小児科、麻酔科などの特定診療科医師養成に割り当てることを提案。大学側は増員には積極的なものの、特定診療科限定については慎重姿勢を見せている。今後、奨学金の設定など詳細を詰めた後、今年七月までに国へ増員の申請を行う予定。
「健康マラソン」で心肺停止、連携で救命
日刊スポーツ 2008年4月14日
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080413-347804.html
東御市長に花岡氏が初当選…現職の土屋氏を破る
信濃毎日新聞 2008年4月13日
http://www.shinmai.co.jp/news/20080413/KT080407ATI090007000022.htm
(抜粋)市民病院の産科新設を柱に、医療費無料化の中学3年までの段階的拡大、市長退職金ゼロなどを主張、土屋氏との政策の違いを打ち出し、短期決戦で若い世代や女性層などに浸透した。
北関東自動車道:桜川筑西-笠間西間が開通 医療機関へ搬送期待 /茨城
毎日新聞 2008年4月13日
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20080413ddlk08040086000c.html
国家公務員病欠、1位はうつなど
読売新聞 2008年4月10日
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080410-OYT8T00295.htm
人事院は9日、2006年度に1か月以上病欠した国家公務員に関する実態調査の結果を発表した。うつ病などの「精神・行動の障害」で休んだ人が63%にあたる3849人に上り、01年度の前回調査と比べ、74%の大幅増となった。人事院職員福祉課は「1人当たりの仕事量が増え、ストレスを感じる人が多いのではないか」としている。
病欠者の人数は公務員数の減少で過去最少の6105人だったが、公務員全体に占める割合は2%でわずかに増えた。「精神・行動の障害」以外では「肺がんや白血病など」(604人)「循環器系の疾患」(317人)などが多かった。
診療費は1時間100万円、ロシアの超セレブ層向け診療所
AFPBB News 2008年4月14日
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2376734/2816395
既婚女性調査:夫の帰り、早けりゃ子だくさん!? 「7時まで」なら希望数アップ
毎日新聞 2008年4月14日
http://mainichi.jp/life/edu/child/archive/news/2008/04/20080412ddm012100093000c.html
局所クリームが外陰部の前癌(がん)病変に有効(←ベセルナですね!)
健康美容EXPO 2008年4月14日
http://www.e-expo.net/world/2008/04/post_82.html
【関連】こんなんもありました。
http://www.nankodo.co.jp/yosyo/xforeign/nejm/358/358apr/xf358-14-1465.htm
ホスピタリティと感情労働
週刊医学界新聞 2008年4月14日
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02777_04
8人に1人が「うつ病」の可能性
キャリアブレイン 2008年4月14日
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15555.html
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