カナダでの妊娠生活 カナダで切迫流産してはいけない

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　　　　　　　　カナダにおける妊娠生活　目次

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぽち→ 

（投稿：ｂｙ　葉明）

カナダに留学＆妊娠生活中の、葉明（はざや）さまに投稿していただきました（＞▽＜）！！！
カナダの医療事情を時々届けていただける予定になっています。
これからもよろしくお願いします ..｡*♡　（企画倒れでも大丈夫～♪）

　　

「別のブログにも似たような文章をこっそり書いているのですが、盗用ではなくて、同一人物です。でも、別ブログの方は別人格で書いていますので、もしどこかで見かけることがあっても、そっとしておいてください。」とのお願いです！

　　

では無事の妊娠生活をお祈りしております！
どうぞ！！！

　　

　　
カナダで切迫流産してはいけない 

　　　

日本で不妊治療して５週でカナダに帰国。
40台にして初めて妊娠いたしました。

妊娠できただけでも満足。。。ですが、
やっぱりここまで来るとちゃんと産んであげたい気持ちがムクムクと。。。胎児に「勾玉のタマちゃん」などと名前を付け、愛でております。

　　　

こちらで始めて書く記事がこんなことでアレですが、
ワタクシ、今、たぶん、所謂、
　　
　　　切迫流産中
　　
です。
「たぶん」というのは、出血と下腹部痛があることから、
臨床経験の殆どない私が勝手に診断したためで、
何故病院に行かないかというと、

　「たらい回しすらしてもらえない」
　
からです。

　　　

留学などで基本的に健康な状態でカナダに行かれた方は、
カナダの医療にはあまり縁がないと思いますし、
病気をすることがあっても、臨床留学で医療機器が身近にあり、
自分で診断などもできる状態だと、ピンと来ない方もおられるかも
しれませんが、カナダの医師へのアクセスは、
　
日本の離島や山奥より、ヘタしたら悪いと思われ。。。

ワタクシ、これでもカナダの都会に住んでいるんです。。。
ええ、１００万都市です。

　　　

　　

まず、カナダでは産婦人科医に受診するために、
家庭医の紹介が必要です。家庭医に受診するためには
前もって予約の電話を入れる必要があります。
好きなときに好きなようにクリニックには行けないのですね。。。

　　
良い子の妊婦の私は、５週で帰国のその日に家庭医に電話をし、
まず家庭医の予約をとりまして、これが１月８日（７週ちょっと）。
ついで家庭医に紹介してもらって、産婦人科医の予約を入れましたが、
これが、２月５日（妊娠１１週ちょっと）。
ものすごーくガタガタ言ったので、超特急での予約ゲットです。

普通は１６週から１８週にならないと、

産婦人科医は会ってくれません。
　　

でもね、かなり無理して５週で飛行機に乗って帰国したので、
胎児の無事を確認したかったし（我ながらヤな患者だ）。。。。

まあ、これは良いんです。

ここで強調したいのは、

「ワタクシに主治医は居る！
　決して妊婦健診をサボっている不良妊婦ではない！」

ということです。

出血が始まったのは先週の日曜日。

すぐに家庭医と、
２月５日から私の産婦人科医になってくれる医師、
それから２４時間開いているはずの不妊治療センター
（以前、カナダで不妊治療を受けた時の主治医がここにいる）

に電話をしましたが、日曜日なので、当然、いらっしゃいません。
電話もつながりません。留守電にメッセージいれて朝から
お返事を待っていましたが、ウンともスンとも電話はいいません。
まあ、これはいいんです。ソコまで期待してませんから。

　　　

救急外来に行くことも考えたのですが、
友人のセンパイ妊婦が、救急外来で３時間待った末に
（これでも早い方。８時間待つのはざらです。）、
緊急の超音波検査の予約が入ったのが翌日で、結局流産。。。
という話を聞いていたので、どうしても行く気がせず、
自宅で寝ることにいたしました。

前置きが長くなりました。問題はここから。

翌朝、月曜日の朝、これら３クリニックに電話いたしましたが、
「Take it easy」で終わりでございました。

予約どおり２月５日に診断すれば、流産なら流産と分かるし、
それまでに流れるものは流れるし、留まるものは留まる。。。と。。。

「じゃあ、自宅で何か注意することがありますか？」と尋ねたら
「灰白色の組織が出て来たら電話を入れるか、
　救急外来に行ってください。。。
　
　でも、救急車は使わないように。」　

　と、そうですか。

いや、いいんです。理屈は分かるんです。
日本でも、究極的にはそういうことなんだと思うのです。
でも、きっと、これ、日本だったら、月曜日の時間中だったら
「取りあえず来なさい」だと思うし、超音波の一つもとって、
胎児の無事を確認。。。くらいはすると思うのですよね。

　　　

日本で「たらい回しで死産」のニュースが
昨年の夏にあったと思うのですが、死産を止める方法なんて、
基本的にはないだろうし、たらい回しが流産の原因のはずないし、
そもそも

カナダじゃたらい回してくれないしなぁ。。。

と、思ってしまいました。

続きます（＞▽＜）！！！！

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カナダに留学＆妊娠生活中の、葉明（はざや）さまに投稿していただきました（＞▽＜）！！！
カナダの医療事情を時々届けていただける予定になっています。
これからもよろしくお願いします ..｡*♡　（企画倒れでも大丈夫～♪）

では無事の妊娠生活をお祈りしております！
どうぞ！！！

　　

　　
カナダで切迫流産してはいけない 

　　　

日本で不妊治療して５週でカナダに帰国。
40台にして初めて妊娠いたしました。

妊娠できただけでも満足。。。ですが、
やっぱりここまで来るとちゃんと産んであげたい気持ちがムクムクと。。。胎児に「勾玉のタマちゃん」などと名前を付け、愛でております。

　　　

こちらで始めて書く記事がこんなことでアレですが、
ワタクシ、今、たぶん、所謂、
　　
　　　切迫流産中
　　
です。
「たぶん」というのは、出血と下腹部痛があることから、
臨床経験の殆どない私が勝手に診断したためで、
何故病院に行かないかというと、

　「たらい回しすらしてもらえない」
　
からです。

　　　

留学などで基本的に健康な状態でカナダに行かれた方は、
カナダの医療にはあまり縁がないと思いますし、
病気をすることがあっても、臨床留学で医療機器が身近にあり、
自分で診断などもできる状態だと、ピンと来ない方もおられるかも
しれませんが、カナダの医師へのアクセスは、
　
日本の離島や山奥より、ヘタしたら悪いと思われ。。。

ワタクシ、これでもカナダの都会に住んでいるんです。。。
ええ、１００万都市です。

　　　

　　

まず、カナダでは産婦人科医に受診するために、
家庭医の紹介が必要です。家庭医に受診するためには
前もって予約の電話を入れる必要があります。
好きなときに好きなようにクリニックには行けないのですね。。。

　　
良い子の妊婦の私は、５週で帰国のその日に家庭医に電話をし、
まず家庭医の予約をとりまして、これが１月８日（７週ちょっと）。
ついで家庭医に紹介してもらって、産婦人科医の予約を入れましたが、
これが、２月５日（妊娠１１週ちょっと）。
ものすごーくガタガタ言ったので、超特急での予約ゲットです。

普通は１６週から１８週にならないと、

産婦人科医は会ってくれません。
　　

でもね、かなり無理して５週で飛行機に乗って帰国したので、
胎児の無事を確認したかったし（我ながらヤな患者だ）。。。。

まあ、これは良いんです。

ここで強調したいのは、

「ワタクシに主治医は居る！
　決して妊婦健診をサボっている不良妊婦ではない！」

ということです。

出血が始まったのは先週の日曜日。

すぐに家庭医と、
２月５日から私の産婦人科医になってくれる医師、
それから２４時間開いているはずの不妊治療センター
（以前、カナダで不妊治療を受けた時の主治医がここにいる）

に電話をしましたが、日曜日なので、当然、いらっしゃいません。
電話もつながりません。留守電にメッセージいれて朝から
お返事を待っていましたが、ウンともスンとも電話はいいません。
まあ、これはいいんです。ソコまで期待してませんから。

　　　

救急外来に行くことも考えたのですが、
友人のセンパイ妊婦が、救急外来で３時間待った末に
（これでも早い方。８時間待つのはざらです。）、
緊急の超音波検査の予約が入ったのが翌日で、結局流産。。。
という話を聞いていたので、どうしても行く気がせず、
自宅で寝ることにいたしました。

前置きが長くなりました。問題はここから。

翌朝、月曜日の朝、これら３クリニックに電話いたしましたが、
「Take it easy」で終わりでございました。

予約どおり２月５日に診断すれば、流産なら流産と分かるし、
それまでに流れるものは流れるし、留まるものは留まる。。。と。。。

「じゃあ、自宅で何か注意することがありますか？」と尋ねたら
「灰白色の組織が出て来たら電話を入れるか、
　救急外来に行ってください。。。
　
　でも、救急車は使わないように。」　

　と、そうですか。

いや、いいんです。理屈は分かるんです。
日本でも、究極的にはそういうことなんだと思うのです。
でも、きっと、これ、日本だったら、月曜日の時間中だったら
「取りあえず来なさい」だと思うし、超音波の一つもとって、
胎児の無事を確認。。。くらいはすると思うのですよね。

　　　

日本で「たらい回しで死産」のニュースが
昨年の夏にあったと思うのですが、死産を止める方法なんて、
基本的にはないだろうし、たらい回しが流産の原因のはずないし、
そもそも

カナダじゃたらい回してくれないしなぁ。。。

と、思ってしまいました。

Comments

[投稿情報: 桜井純一郎]

「たらい回しすらしてもらえない」

日本でも数年後に同じことが待っているかもしれないのですよね。
あるいはイギリス式で、たらい回しされずに病院には着くが、病院到着後に診察まで8時間待ち…とか。

日本の医療受給者は世界的には異常に恵まれていることをきちんと理解して欲しいです…。

[投稿情報: 僻地の産科医]

私もそうおもいます。
いや、本当に。