(関連目次)→本日のニュース・おすすめブログ..。*♡ 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
本日のおすすめブログ&ニュースですo(^-^)o。
羅列だけだけど、細々やっていきますね。
【ニュース】 調査委は今年9月に設置。問題が起きた背景の調査を進め、夜間の病院の受付業務は医療知識のない警備員や事務員が担うケースが多かった▽1次救急輪番に空白があった▽県の独自調査で産科を未受診の妊婦は出産リスクが高かった--などの現状も明らかにした。 そのうえで調査委は、金曜・日曜に担当する病院がなく空白になっている奈良市など県北部の夜間・休日の1次救急の対策として、開業医に参加を要請。開業医が各自の診療所などで在宅輪番を担当する。また、橿原市などの県中南部は現在、輪番制度がなく、県立医大付属病院が1次~3次まですべての救急に対応しているため、県中南部も開業医の参加による輪番制の拡大を目指す。この他、搬送を調整するコーディネーターを今月中にも県立医大病院に配置。また、妊婦の症状に関する重要情報などの伝達漏れなどを無くすため、消防と病院間での応答に関する救急マニュアルを使って、今月中に訓練をする。 ============== 妊婦搬送中死産:医師不足対策限界も /奈良 医師不足対策でも、県立病院医師の処遇改善や県立医大を卒業後一定期間、県が指定する医療機関で従事することを条件とした奨学金の創設などを打ち出した。しかし、荒井知事は「地域ではなかなか手の届きにくい事項だと感じた」と医師不足対策に最も地方の限界を感じたと打ち明けた。報告書には、医学部の定員増や無過失補償制度、第三者による死因究明制度の創設など国への要望が並んだ。 一方、昨年8月に大淀町立大淀病院で、分娩(ぶんべん)中に意識不明になり、19病院で転送を断られた末、死亡した五條市の高崎実香さん(当時32歳)の義父憲治さん(53)は「声が届かなかった。残念で仕方ない。今回の問題の原因は、県立医大で収容できなかったことにある。何が何でも県内で収容を目指すという方向で議論がなされなかった」と報告の内容を批判した。 初診で出産、増加傾向 県内でも未受信例 小山市、来年4月から休日急患医療を夜間も 時間外救急:軽症者、8400円特別徴収 埼玉医大計画、受診抑制狙い 解説:時間外軽症患者負担増 医療体制維持、苦肉の策--「見極め」巡り混乱も 医療費定額制、中堅病院も・厚労省方針 医師と看護師の増員を求め 激務で小児科勤務医減 「崩壊寸前」山口県の救急現場 小児科医が常駐する二次救急の病院が近くにないうえ、県境をまたいだ広島県西部から周南市までの広域エリアを、常勤の小児科医六人でカバーする。外来患者は一日六十~八十人。昨年度の救急外来は八千六百七十人で、うち時間外、休日診療が八割超だった。医師は当直や呼び出し待機で、月の三分の一以上の夜間を拘束されているという。 守分部長は「本来なら救急専属のスタッフが必要だ。外来や入院患者も抱えて毎日、八人分の仕事量をこなす状態。疲労から診療の質が落ちないよう、神経をすり減らしている」と訴えた。国の二〇〇四年の調査で、県内の小児科の勤務医は八十二人。一病院当たりは一・六四人で、全国平均に比べ〇・九三人少ない。県内で小児科医は増えているが、開業医が中心。勤務医は公募しても敬遠され、確保は厳しい。国の調べでは、十五歳未満の外来患者は〇二年の一日六千九百人が、〇五年には七千六百人と増えた。 時間外を中止 山口市は、初期救急を担う市休日・夜間診療所の小児科医の当番日を四月から、週二回から四回に増やして支援する。しかし、午後十時までで、インフルエンザ流行期を前に不安はぬぐえない。大淵部長は「マンパワーが足りないなら、行政や医師会の枠を超えた広域救急システムの確立が急務」と提案する。 「県は啓発を」 県医師会の藤原淳会長は「各医療圏で開業医と病院が連携する体制を進めるが、速効性の解決策がないのも事実。県レベルで、小児科医の募集や症状に応じた受診の啓発を呼び掛けてほしい」と協力を期待する。県は今月末にも、医師を地域の拠点病院に集める「集約化・重点化」計画の素案を示す。医師の一人は「少ない医師をどう集約するのか。行政は危機感を持ち、本気になって山口県に医師を呼び寄せる策を」と訴えた。 ●クリック 救急医療体制 安房医師会病院 再建へ経営主体変更を/千葉 答申は「責任と権限が不明確で、医師会長と病院長の二つの指示系統で現場が混乱し、現場の意見が経営陣に反映されない」「病院経営に非協力的な医師会員がいて、協力的な会員の意欲まで下げている」などと、医師会経営のひずみや問題点を指摘した。そのうえで、移譲先にふさわしい法人に〈1〉医師などの育成能力や実績がある〈2〉病院職員の再雇用を行う〈3〉救急医療を行い、がん治療、循環器科、消化器科、人工透析を継続し、地域医療支援の経営実績がある、といった条件を示した。 同病院は1964年6月、県内唯一の医師会立病院として設立された。土地は館山市からの無償貸与。現在の病床数は149床で、内科、外科、消化器科、整形外科、小児科など12科を抱える。救急患者も365日24時間体制で受け入れており、地域の中核病院的役割を果たしてきた。ただ、最近は医師や看護師、准看護師の退職が相次いでいる。その結果、昨年10月には、当時あった3病棟のうち、1病棟の閉鎖を余儀なくされた。また、救急受け入れも、時間によっては専門的な対応が困難になっているという。さらに、10億円の借金を抱えている。 循環器科新規外来を停止、市立釧路総合病院 場所、財源に住民懸念 病院統合問題 掛川、袋井 救急搬送ヘリ独自導入 来春にも福岡の医療法人 医師不足に対応 壱岐・対馬など想定 県立病院:ドクターバンク開始 登録を呼びかけ、医師確保を目指す /福島 札医大と和歌山県立医大が「地域医療」で初の学習交流 回数に市町村で差 県内の妊婦健診公費負担 浜松行革審 医療公社改革求める 赤字補てん年9億3000万債務超過と指摘 韓国の医大生に敬遠される外科 中国で先天異常が急増 環境汚染の影響指摘 インドネシアで鳥インフルエンザによる91人目の死者 がん検診、未受診4―8割・内閣府調査 高水準の薬価が新たなハードルに 保険適用でも尻込みする患者 ツツガムシ病:今秋も発生 「体の異変気づいたら、すぐに受診して」 /福島 ネット上に捜査情報書き込み 高学歴者では認知症の発症は遅いが進行は速い 米国小児科学会が自閉症の新しいガイドラインを発表 命 あしたへ 第1部 「医師不足と闘う」 読売新聞 /北海道 きしむ医療現場 読売新聞 /山梨
奈良・妊婦搬送中死産:輪番制拡大求める 県最終報告に対策9項目
毎日新聞 2007年11月10日
http://mainichi.jp/kansai/news/20071110ddn001040006000c.html
奈良県橿原市の妊婦(38)が救急搬送中に死産した問題で、原因究明と再発防止を目指す県の調査委員会(委員長、荒井正吾知事)は9日、最終報告をまとめた。原因として、消防、病院間の連携不足で診療可能かどうかの情報が正確に伝わらなかったことなど4点を指摘。そのうえで、産科婦人科の夜間・休日の1次救急体制確立など9項目の対策を打ち出した。報告書は厚生労働省に近く提出する。原因として指摘したのは他に▽産科の救急患者を受け入れる病院の不足▽死産した妊婦にかかりつけ医がいなかった▽産婦人科医の不足の3点。
◆調査委がまとめた主な対策◆
・産婦人科救急対応マニュアル整備
・開業医参画による在宅当番医制整備
・総合周産期母子医療センター整備
・県立奈良病院に新生児集中治療室増床
・県立医科大学付属病院に危険度の高い妊婦搬送コーディネーター配置
・未受診妊婦の妊娠判定受診料助成
毎日新聞 2007年11月10日
http://mainichi.jp/area/nara/news/20071110ddlk29040570000c.html
橿原市の妊婦死産問題を受け、県の調査委員会(委員長、荒井正吾知事)が9日まとめた最終報告。1次救急輪番の整備など以外にも、コンピューター画面上で診療可否を確認できる「救急医療情報システム」の情報更新頻度の増加や、市町村消防の広域化による消防力の充実・強化など多岐にわたる対策が示された。しかし根本的な医師不足対策では限界も垣間見えた。
他に盛り込まれた対策は、▽救急救命士の養成や訓練▽近隣府県のドクターヘリの広域活用と県独自の導入の検討▽市町村に妊婦健診の公費負担回数増の働きかけ▽妊婦に対する受診指導の強化や啓発の充実--など。
岩手日報 2007年11月11日
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071111_5
一度も健診を受けずに出産する妊婦が、全国的に増える傾向にある。県内でまとまったデータはなく正確な状況は把握できていないが、知識が少ない10代の妊婦のほか、出産経験のある経産婦など、一度も健診を受けないケースがあるという。出産への過信や経済的理由などが要因とみられ、産婦人科医は「妊娠、出産のリスクを自覚し、きちんと健診を受けてほしい」と強調する。
盛岡市三本柳の盛岡赤十字病院(沼里進院長、464床)は昨年、909件の出産を取り扱った。このうち、一度も健診を受けていなかった出産は10件。今年はこれまでに4件、初診の出産を取り扱った。松田壮正副院長(産婦人科医)は「妊娠何週目かも分からなければ、赤ちゃんの成熟度も、早産か満期産かも分からない。妊娠高血圧症候群(旧妊娠中毒症)でけいれんを起こし、血が固まらなくなることもある」と指摘する。
下野新聞 2007年11月11日
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20071111&n=6
毎日新聞 2007年11月11日
http://mainichi.jp/select/science/news/20071111ddm001040097000c.html
毎日新聞 2007年11月11日
http://mainichi.jp/select/science/news/20071111ddm003040184000c.html
日本経済新聞 2007年11月11日
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071111AT3S0600W10112007.html
四国放送 2007年11月10日
http://www.jrt.co.jp/news/scripts/newscont.asp?NewsId=10250
中国新聞 2007年11月10日
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An200711090442.html
▽行政・住民、危機感共有を
山口県内の小児科救急を担う現場が、悲鳴を上げている。集中する時間外や休日診療に、初期救急の時間外受け入れを止めた病院もある。過酷な労働実態に、小児科を志願する勤務医は減るばかり。医師たちは「崩壊寸前」と訴える。病院、医師会だけでなく、行政や住民も同じ認識に立ち、医療機関が存続できるような協力が欠かせない。
「あすにも辞める先生が出てもおかしくない」。三次救急指定の独立行政法人国立病院機構岩国医療センター(岩国市)で、小児科の守分正・成育診療部長が打ち明けた。
二次救急指定の山口赤十字病院(山口市)の小児科は、四月から時間外の初期救急をやめた。常勤医が一人減り、同じ医療圏の二次救急病院が小児科の時間外と入院診療を中止。急激な負担を回避する措置である。同病院の時間外の患者は〇五年度、約八千六百人。十年前の倍だった。軽症でも「昼間は仕事だから」とコンビニ感覚で子どもを連れてくる親が目立つという。大淵典子・小児科第一部長は「重症を見逃してはと、頑張ってきたが限界」と現場の声を代弁する。
二次救急を担う周東総合病院(柳井市)は昨年五月、派遣医師の引き揚げに伴う小児科存続の危機に直面した。〇九年四月まで小児科医二人を山口大と県立総合医療センターから派遣を受けて乗り越えた。しかし、今後、医師を確保できる保障はない。柳井市など一市三町は十二月から、医師会と協力して休日夜間応急診療所を開設。病院への患者集中を避ける体制をつくる。
症状に応じて適切な医療が受けられるよう3段階の体制を取る。初期(一次)は軽症患者▽二次は入院を必要とする重症患者▽三次は、二次の医療機関で対応できない重篤患者。一次は在宅当番医制度や休日夜間急患センターなどで、二次は病院群輪番制で対応し、いずれも県内8医療圏ごとに整備する。三次は救命救急センターのある岩国医療センター(岩国市)、県立総合医療センター(防府市)、山口大付属病院(宇部市)、関門医療センター(下関市)の4カ所。小児救急も同様の体制だが、一次では休日や夜間などは小児科医以外の診察や、二次では隣接の医療圏の病院が対応するケースもある。
2007年11月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news002.htm
医師不足と借金などから経営難に陥った館山市山本の「安房医師会病院」(上村公平院長)再建のため、外部有識者で組織された経営改革委員会(長隆座長)が10日、同病院を経営する安房医師会(宮川準会長、会員416人)に経営主体の変更を求める答申を提出した。同医師会は26日前後に臨時総会を開き、答申内容を検討する。
釧路新聞 2007年11月11日
http://www.news-kushiro.jp/news/20071111/200711116.html
静岡新聞 2007年11月11日
http://www.shizushin.com/local_social/20071111000000000008.htm
西日本新聞 2007年11月11日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20071111/20071111_001.shtml
毎日新聞 2007年11月10日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20071110ddlk07040336000c.html
2007年11月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news002.htm
岩手日報 2007年11月11日
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071111_2
中日新聞 2007年11月11日
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20071111/CK2007111102063596.html
朝鮮日報 2007年11月11日
http://www.chosunonline.com/article/20071111000022
外科医がいない!朝鮮日報
(上)http://www.chosunonline.com/article/20071111000020
(下)http://www.chosunonline.com/article/20071111000021
東京新聞 2007年11月10日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007111001000380.html
朝日新聞 2007年11月11日
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR200711110007.html
日本経済新聞 2007年11月11日
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007111005725h1
Japan Medicine 2007.11.9
http://s04.megalodon.jp/2007-1111-1549-27/www.japan-medicine.com/shiten/shiten1.html
毎日新聞 2007年11月10日
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20071110ddlk07040337000c.html
NHK 2007年11月11日
http://www.nhk.or.jp/nara/lnews/03.html
2007年10月23日/HealthDay News
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20071101hj000hj
2007年10月29日/HealthDay News
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20071108hj000hj
深刻な問題を抱える医療の現場を踏まえ、より良い医療のあり方を考えます。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/
〈1〉http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/1.htm
〈2〉http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/2.htm
〈3〉http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/3.htm
〈4〉http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/4.htm
〈5〉http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/5.htm
〈6〉http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/6.htm
〈7〉http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/7.htm
〈8〉http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/128/8.htm
(1)救急の危機 夜勤の医師 慢性疲労
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/kikaku/071/1.htm
(2)無医村 村のバスで通院1時間
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/kikaku/071/2.htm
(3)産科激減
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/kikaku/071/3.htm
(4)看護師不足 県境越えて獲得競争
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/kikaku/071/4.htm
(5)分娩取り扱う病院 激減
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/kikaku/071/5.htm
コメント