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（投稿：ｂｙ suzan)
ロハスメディカルブログより。
（以下引用）
http://lohasmedical.jp/blog/2007/10/post_904.php
傍聴に入っている
「周産期医療の崩壊をくいとめる会」のＭ先生から
午前中の速報が来ました!!
（以下、速報）
新潟大学田中教授はカルテに
尿潜血±（プラスマイナス）という加藤先生の記述から
癒着胎盤を事前に疑うべきだったと証言していた。
しかし、今日の弁護側証人の尋問では、
田中教授が指した記述の2日後に
尿潜血を再検査したところ、陰性であったとの記述があった
ことが明らかになった。
（田中教授への尋問においてはこのように、検察側には都合の悪い部分については
まったくふれられていなかった。）
癒着胎盤の定義について
本日の証人は、癒着胎盤は剥がして剥がれなかった場合に
癒着胎盤と診断すると証言した。
これに対して、検察は「剥離困難で、指が入らない、隙間がないという状態を
癒着胎盤とする」ことについてはいかがお考えですか。
というような新しい（検察側的な）癒着胎盤の診断を述べていた。
以上が、午前中のハイライトです。
（詳細は後日正式にUPするホームページをご覧ください。）
（引用終わり）
「尿潜血」で癒着胎盤を疑う…？
胎盤が膀胱まで貫通している、ってこと？
そりゃすごいですね～。膀胱鏡でもわかりますね。（変に納得）
しかも、産婦人科教授に「癒着胎盤」の新しい定義を提案するって…。
（昨日付け福島民報記事）
大野病院事件あす公判 福島民報 2007年12月25日
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大熊町の県立大野病院で2004（平成16）年12月、帝王切開で出産した女性＝当時（29）＝が死亡した医療事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医加藤克彦被告（40）＝大熊町下野上＝の第8回公判は26日、福島地裁で開かれる。
前回に続き被告人質問を行うほか、弁護側の証人として出産前後の母体や胎児、新生児の専門医が、加藤被告の医療行為の妥当性について証言する。
被告人質問では、加藤被告の捜査段階での供述調書の任意性について弁護側、検察側双方が争う予定。前回の被告人質問で、加藤被告は供述調書について「訂正を求めたが、訂正されないこともあった」と供述した。一方、検察側は加藤被告は取り調べの間、何度も弁護人と接見する機会があり、供述調書の任意性に問題はないと主張している。
※第9回公判ですが、第8回と間違えているようです｡
大野病院産婦人科医の裁判 処置の妥当性を証言 福島中央テレビ 2007年10月26日
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大熊町の県立大野病院で、帝王切開の手術を受けた女性が死亡した事件の裁判です。
きょうの公判では、弁護側の証人にたった大学院の教授が「自分が被告の医師の立場でも同じ処置をしたと思う」と証言しました。
業務上過失致死などの罪に問われている県立大野病院の産婦人科医、加藤克彦被告は、2004年に、当時29歳の女性の帝王切開の手術をした際、無理に癒着した胎盤を引き剥がして死亡させたとされています。
きょうの公判では、女性の臨床的な鑑定意見書を書いた大学院の教授が証言台に立ちました。
教授は、「手術の前に癒着した胎盤を予測するのは難しく、自分も同じような処置をしたと思う」と証言しました。
これまでの検察側の証人尋問では、別の教授が、「直ちに子宮を摘出すべきだった」と証言していて、医師同士でも判断が分かれる手術の難しさがあらためて浮き彫りとなった形です。
県立大野病院事件で証人尋問 ＮＨＫ 2007年10月26日
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県立大野病院の産婦人科の医師が、帝王切開の手術で女性を死亡させたとされる事件の裁判で、弁護側の依頼で鑑定を行った産科の専門医が証人として出廷し、被告の医師の診察や手術の際の判断に問題はないという趣旨の証言をしました。
大熊町にある県立大野病院の医師の、加藤克彦被告（40歳）は3年前、帝王切開の手術の際に女性の胎盤を無理にはがし、大量出血を引き起こして死亡させたとして、業務上過失致死などの罪に問われています。
26日、福島地方裁判所で開かれた裁判では、弁護側の依頼で鑑定を行った産科の専門医が証人として証言しました。
この中で医師は、まず、手術前の加藤医師の診察について「カルテなどを見ると、被告が慎重に患者を診ていたことがわかり、まちがいはなかったと思う。超音波による検査の画像からも手術前に危険性を予測することは大変難しかったと思う」と述べました。
また、加藤医師が子宮に癒着した胎盤を無理にはがしたとする検察側の主張については、「自分の過去の経験では子宮をはがすことで出血が早く止まったことがあった」と述べ、手術に過失はなかったという弁護側の主張に沿う証言をしました。
suzan先生、ありがとうございました～（＞▽＜）！！！！
明日頑張りまっすo(^-^)o！！！
投稿情報: 僻地の産科医 | 2007年10 月26日 (金) 22:49