(関連目次)→大淀事件 目次
(投稿:by 僻地の産科医)
傍聴にいってまいりましたo(^-^)o
これも、
突然の無理な年休願いにもかかわらず、ブログ活動を理解し、
快く送り出してくれる同僚のバックアップあってのことです。
お留守番Drの先生、いつもありがとうございます~o(^-^)o
また私の活動はすべて協力的な家族あってのものです。
傍聴券のために一緒に並んでくれた母と子供にも感謝しています。
さて。本日大阪地裁1006号法廷にて、 裁判官は大島眞一さん 藤倉徹也さん 中村修輔さんの三人です。 原告側に原告と弁護士。 みな無言でぱらぱらと資料をめくったりしていましたが、 さて、本当は実況中継のような質の高い中継をお届けしたかったのですが、 また裁判自体がいわゆる(私は裁判傍聴は初めてなのですが) その中で得た情報がいくつか。 などが決まっていきました。 次回は 同じく大阪地方裁判所1006号法廷 の予定に決まっています。 なんだかあっさりしすぎて、ガックリ。な裁判でしたが、 『除脳硬直』の状態にあったと被告側弁護士が仰ったのが (今日はありがとうございました!) ところで!!!!! 絶対買うもんか~っ(>_<)!!!!とおもい、
大淀事件の裁判が行われました。
(損害賠償請求事件 平成19年(ワ)第5886号)
被告側に男性の弁護士、女性の弁護士、そして大淀の婦人科先生がお座りになっていました。
原告側弁護士は『脳の解剖図』を眺めたりしていました。
残念ながら裁判官のおっしゃることも、弁護士の方のおっしゃることも
ぼそぼそしていて聞取りにくかったです。
ふだん学会で慣れているから大丈夫!とおもっていましたが、
学会は聴衆にわかるように聴かせよう分からせようと思っているけれど、
裁判はそうではないのですね。早口でどうも書き取れませんでした。
大野の傍聴録は本当に凄いと思います。
民事裁判のおそらく典型的なもので、
事前に提出した書類について文書でやりとりするくらいで、
はっきりと裁判というようなイメージのものではありませんでした。
・今回の民事訴訟の争点が決まっていない。
(どうもお互いのスタンスが決まっていないようです)
・奈良母体搬送システムについてポイントが定まっていない。
・除脳硬直の状態の時、どうだったかという(病院→原告)質問に、
原告側は『医学的なことはまったくよくわからない。
みたこと体験したことについては答えられる』と答えていたこと。
・国立循環器センターからの回答をまっているところだということ。
・次回は診療経過一覧表を提出すること。
10月29日~ 11時 弁論準備
このあと喫茶店でお会いした岡本さんとおっしゃる男の方が、
『ああいうのが、5-6回続くんですよ。証人でてくるようになると違いますよ』
と教えてくださいました。とはいっても、次はない。
(たぶん休めません)
きけただけでも良しとします。
そして例の論文集のファイルを大淀のDrにお渡ししてきましたo(^-^)o ..。*♡
弁護士の方がわざわざ追いかけてこられて、お礼を仰ってくださいました。
もしも裁判のお力になれたら嬉しいですo(^-^)o ..。*♡
裁判所の地下って本屋さんがあるんです(>▽<)!!!!!
『死因究明委員会』第3回でみんなを恐怖に陥れた飯田英男さん
『刑事医療過誤 』なんて一万円ちかい本を書いてるんですね(>_<)!!!!
こわいです。こわすぎ~。
その隣にあった『医療訴訟ケースファイル』を入手してきましたo(^-^)o!!!
傍聴お疲れさまでした。
「争点が決まっていない」
そりゃそうでしょうねぇ、「命助けようとする必死さ伝わらなかった」から訴訟ですからw
じゃあ、どうすれば良かったの?っていうのが大淀町の思いでしょうね。
ところで原告弁護士さんの顔、雰囲気はどんな感じでした?悪人面?それともカルト風(オウムの青山弁護士みたいな)?
投稿情報: Hekichin | 2007年8 月29日 (水) 21:05
原告は『過失を過失として認めてほしい』みたいなことを仰っていましたが、過失がないので、どうしたらいいかわかんないだろうと思いますo(^-^)o ..。*♡
原告弁護士さんは『石川』さんという方ではないだろうか、ということでした。
ある会の関係の方のようです。
キューピーさんのお顔にメガネかけて年取った感じです。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2007年8 月29日 (水) 21:12
傍聴お疲れさまでした。&傍聴記有り難うございます。
刑事医療過誤 飯田英男はI とIIを読みました。最近II の増補が出版されています。
さすがに古い方( I )は時代を感じさせる事件が多いように感じました。
投稿情報: guri | 2007年8 月29日 (水) 22:44
傍聴お疲れ様でした!
そっか。裁判って学会と違って、人に聞かせようとしてないから、ぼそぼそしゃべってわかりにくいのね。映画やドラマでははっきりしゃべってくれるんですけどね~(当たり前か)。実際は違うのですね。
それにしても僻地の産科医さまのバイタリティーには頭が下がります。応援してまーす!!
投稿情報: 春野ことり | 2007年8 月29日 (水) 23:16
はじめまして。
いつもはROMさせていただいておりますが、昨日わたくしも傍聴に参りましたのでトラックバックさせていただきます。
失礼いたしました。
投稿情報: konaki | 2007年8 月30日 (木) 02:19
> 飯田英男さん
> 『刑事医療過誤 』なんて一万円ちかい本を書いてるんですね
それは真面目な研究書です。
モトケンブログでも紹介されていました。
http://www.yabelab.net/blog/2007/02/07-152146.php#c37718
> その隣にあった『医療訴訟ケースファイル』
そちらは東京地裁と大阪地裁の民事の医療事件判決を集めた本です。
投稿情報: YUNYUN | 2007年8 月30日 (木) 03:08
お疲れ様でした。
>原告側は『医学的なことはまったくよくわからない。
医学的な事が全くよくわからないのに、訴訟を起こすって(汗)
いくらなんでも、そりゃあないでしょー。
投稿情報: Dr. I | 2007年8 月30日 (木) 03:42
通りすがりに拝見。
次回の「10月29日~ 11時 弁論準備」は、手続非公開のため、blog主さんの予定にかかわらず、傍聴は不可能です。
念のため。
投稿情報: よし | 2007年8 月31日 (金) 00:09
今回は公開でやるそうです..。*♡
非公開とするか、公開とするかもめたのですけれど、結局公開に。
たまりょさまレポート
奈良は燃えましたな(大淀事件 12)
お決まりの日々? 2007/08/29 (Wed)
http://okimari.blog26.fc2.com/blog-entry-1502.html
三上さまレポート
日々のたわごと・医療問題資料館
大淀病院母体死亡「事故」 第2回公判傍聴記(その2)
http://symposium.b-r.under.jp/?eid=666855
投稿情報: 僻地の産科医 | 2007年8 月31日 (金) 09:04
YUNYUN先生~(;;)。
しまった。買ってこればよかったです、、。
あっ!あいつだよ、と思ってしまいました。
。。。ネットで探してみます。
投稿情報: 僻地の産科医 | 2007年8 月31日 (金) 09:09
裁判長の訴訟指揮で、関係者公開という扱いになったんでしょうかね。
最近起きた、奈良の「お産テロ」により、再度注目を集めた一件ですしね。
投稿情報: よし | 2007年9 月 1日 (土) 12:21