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(投稿:by 僻地の産科医)
おはようございますo(^-^)o ..。*♡
今日はあまりニュースがありません。
週間医学界ニュースもあんまり面白くないです。
山口県の記事くらいかな?どうぞ!!!
石巻ロイヤル病院 予定通り来月1日開院 計4科でスタート
河北新報 2007年8月27日
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/08/20070827t15028.htm
財政難のため今年3月に閉院した石巻市の公立深谷病院の後継となる石巻ロイヤル病院が、予定通り9月1日に開院する。診療科目は当初予定の内科、外科にリウマチ科とリハビリテーション科を加え、計四科でスタートする。今月31日に同病院で開院のセレモニーを開く。運営する医療法人啓仁会(角岡東光理事長・埼玉県所沢市)によると、新病院の規模は、一般病床42床、部屋数18室。スタッフは深谷病院の常勤医だった河村修医師を院長に、常勤医師3人、看護師約20人ら約30人体制でスタートする。
3日に県の開設許可、14日に使用許可が下りた。
深谷病院は、石巻、東松島両市が企業団方式で運営したが、累積赤字が約55億円に膨らんだため今年3月、企業団を解散して閉院。公募の結果、啓仁会への経営移譲が決まった。
福井新聞 県総合防災訓練 初の大規模トリアージ訓練も
福井新聞 2007年8月27日
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=1631
医療福祉複合モール完成 駒ケ根市小町屋
長野日報 2007年8月27日
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=8154
地域医療課題考える 古賀の開業医大岩氏が講演「診療所連携を」
西日本新聞 2007年8月27日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070827/20070827_007.shtml
やまぐち見聞録:財源不足の自治体病院 光と山陽小野田、再編議論が沸騰 /山口
毎日新聞 2007年8月26日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20070826ddlk35010003000c.html
◇合併で2病院抱える光と山陽小野田、再編議論が沸騰
全国の自治体病院が存廃の岐路にある。歳出抑制のため国が打ち出す三位一体の改革と医療制度改革が地域医療財政の根底を揺さぶっているのだ。県内でも、合併で二つの病院を抱えた光市と山陽小野田市では再編の議論が沸騰している。地域の医療はどこへいくのか。
「じり貧だ。このままではやっていけない」。6月14日、光市役所の市議会環境民生委員会。市病院局の田中修管理部長らは8人の市議に切り出した。資料のグラフは光総合病院の資金残高が6年後に底をつくことを示していた。04年の合併協議では、旧大和町の町立大和総合病院と光市総合病院の存続は「約束事項」だった。ところが、小泉政権で始まった三位一体の改革で、国からの財源は04年度からの3年間(当初予算ベース)で約14億円も縮減。財政難のしわ寄せは病院局への繰入金にも影響し、毎年6割程度にとどまった。
市は昨年3月、光総合病院を救急患者用の急性期病院に、高齢患者の多い大和総合病院を療養中心の慢性期病院に機能分化し、スリム化を図るつもりだった。だが、3カ月後に成立した医療制度改革関連法で療養病床の大幅な削減が決定、病院収入はさらに減少した。
「2病院を維持する財源確保は困難」。経営計画を検証した医療コンサルタントの結論は大和病院の民間移譲にも触れていた。これに対し「話が違う」と大和町出身の市議が食い下がった。病院局は5年以降に両院のいずれかを市直営から切り離す方針で、議論は今後山場を迎える。
一方、光市と同様に二つの病院を抱える山陽小野田市でも統廃合の議論が進む。医療関係者や市民代表らの検討委員会は8月上旬、経営難で不良債務が約9億円に増加した山陽市民病院を廃止する方向でまとめに入った。社団法人全国自治体病院協議会によると、今年4月までの5年間で10病院が統合・廃止され、18病院が民間移譲された。民営化で影響を受けるのは救急医療や産科、小児科。患者の絶対数の少ない都市郊外では不採算部門として廃止、縮小されるケースが多い。
来年3月に美祢市と合併する美東町と秋芳町が運営する共立美東国民健康保険病院は約7億円の負債を抱えながらも合併協議で存続が決まった。「地域医療の拠点は欠かせない」というのが一番の理由だが、新市は光、山陽小野田市と同様に2病院を抱える。経営対策は結局、合併後に持ち越された。
地域医療と経営改善。病院関係者からは「どちらをとっても『痛しかゆし』の状態」と嘆きの声が漏れる。全国自治体病院協議会の小山田恵会長(元岩手県立中央病院長)は「選挙で票になりにくい医療予算はどん底まで削られ、地域医療の質を削っている」と訴える一方で「地域のエゴ」についても指摘。「大学や病院、自治体間で連携を強めて再編の可能性を探り、患者を守る必要がある」と話す。
増える透析<4> 医師不足 治療体制崩壊の危機/愛知
中日新聞 2007年8月24日
http://www.chunichi.co.jp/article/living/health/CK2007082402043401.html
透析機は電源が切られ、ベッドにもシーツがかぶせられたまま。愛知県津島市の市民病院では昨年から、透析治療を休止している。理由はそれまで常勤していた医師が辞め、後任が見つからないためだ。市としては早急に医師を見つけ、再開させたい意向だが、現状はメンテナンスの費用だけがかかり、閉鎖に追い込まれかねない状況だ。
こうした事態は、この病院に限ったことではない。全国腎臓病協議会(東京都)が今年四月にまとめた全国調査では、昨年から今春にかけて透析治療の縮小・廃止などを行った医療機関は全国で六十余にのぼり、「透析医療の提供体制も崩壊の危機に直面している」(栗原紘隆常務理事)。
透析医療そのものを辞めてしまった病院が十八カ所。縮小の内容は▽新たに受け付ける患者を腹膜透析に限定する(三カ所)▽働きながら透析を受けている患者に不可欠な夜間透析をやめたり日数を減らしたりする(四十カ所)-だった。(血液)透析は通院回数も多く、一回の拘束時間も長いだけに、患者の社会参加への影響も大きい。それだけに、廃止・縮小といった事態は深刻だ。
透析歴三十年、山形県腎友会副会長の海和博司さん(52)=山形市=が通う病院も四月から夜間透析が廃止された。透析にかかわっていた内科医がいなくなり、夜間透析の安全性が確保できないというのがその理由。これまで午後五時から行っていた治療は、同三時からに繰り上げられ「週三回は、会の活動を二時に切り上げなければならなくなった」と語る。
同県では県南部の置賜地区でも三病院が新規の患者は腹膜透析のみで血液透析を受け入れないことを決め「患者が治療法の選択すらできない状況」と危ぶむ。また、地域の患者の中には現在でも県をまたいで透析治療に通う人も少なくないといい、海和さんは「本来、患者の地元で治療を受けられるのが望ましいのだが…」と憂う。
透析治療を受ける場は確保できたとしても「専門医がいない病院も多く、しびれや痛みといった合併症への対応ができるのか心配」とも。海和さん自身も心臓の病気を抱えるだけに、安心して透析医療を受けられる場が減ることへの不安は隠せない。
調査でも、縮小・廃止の理由について医師不足や経営的理由を挙げる病院が多い。医師離れの背景には「隔日で行わないと患者の命の危険に直結するため、盆や正月休みもない」といった透析医療ならではの特性もあるようだ。日本透析医会の山崎親雄会長は度重なる診療報酬の改定にも触れ「特に夜間透析が廃止・縮小される背景には、透析患者の高齢化(平均導入年齢六六・四歳)でニーズが減少しているといった指摘もあるが、昨年の改定で夜間加算が減額されたことも影響している」と強調。栗原常務理事も「次回の診療報酬の改定でさらに引き下げられるようであれば、縮小・廃止する病院はさらに増えかねない」と懸念を示した。
厚労省、高齢者の「介護予防」強化へ
日経新聞 2007年8月24日
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm
厚生労働省は24日までに、腰痛やひざ痛を患う高齢者が介護状態になることを防ぐ大規模な研究を来年度から始める方針を固めた。高齢者向けの予防マニュアルも作成し、全国の自治体に配布する。疾患を持つ高齢者の介護予防を強化し、現在高齢者の7人に1人を占める要介護者の割合を、2014年までに10人に1人にすることを目指す。
新たな研究は、国民が健康に過ごせる期間を延ばすための具体策を盛り込んだ政府の「新健康フロンティア戦略」の一環。現在、年間約2億円の科学研究費補助金(科研費)が投じられているが、来年度は予算を大幅に増やし、5年以内に研究成果を出す方針。
医師の時短に補助金 交代制や柔軟勤務 国が病院支援
2007年8月24日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070824-OYT8T00220.htm
メタボ健診に補助金――厚労省、健保組合向け
2007年8月26日/日本経済新聞
http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2007082506804h1
厚生労働省は2008年4月に始まるメタボリック(内臓脂肪)症候群を予防・改善する特定健診と保健指導を新たに実施するため、企業の健康保険組合に補助金を出す。特定健診と健康・生活指導を義務付けて生活習慣病を予防し、将来の医療費膨張にブレーキを掛ける考えだ。健診や保健指導コストの3分の1を助成する方針で、来年度予算の概算要求に財源として571億円を盛り込む。
特定健診は40歳以上の保険加入者が対象。高血圧や高血糖、高脂血症が重なったメタボ症候群を放置すれば、生活習慣病や心筋梗塞(こうそく)、脳卒中になる可能性が高い。
5歳児の発達障害の健診遅れる…読売新聞が九州などで調査
読売新聞 2007年8月27日
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07082605.htm
注意欠陥・多動性障害(ADHD)など発達障害の早期発見のため、5歳児の健診の必要性が指摘されている。母子保健法で定められた乳幼児健診は3歳までだが、発達障害は3歳ではまだ判別しにくいためだ。就学前の5歳で判断することにより小学校の受け入れ態勢も整えやすい。しかし、本格的な5歳児健診を導入している市町村はわずかで、専門家は早期の普及を訴えている。
読売新聞が7~8月に九州・沖縄、山口、島根の10県を調査したところ、実施しているのは佐賀、山口、沖縄を除く7県の23市町村。今年度から始めた熊本県城南町は、保護者が「順番が待てるか」「気が散りやすいか」など約40項目を記入したアンケートをもとに保健師や心理士が子供に問診してコミュニケーション能力などを調査。子供たちを集団で遊ばせ、医師や保健師らが様子を観察する。2005年4月に施行された発達障害者支援法は「健診の際に発達障害の早期発見に十分留意しなければならない」と規定しているが、自治体が公費で行う健診については母子保健法が1歳半~2歳時と3~4歳時に行うことを定めているものの、5歳児健診についての定めはない。
鳥取大の小枝達也教授(小児神経学)によると、鳥取県で04年度、5歳児1015人を対象に行った健診では、9・3%の子供にADHDや学習障害(LD)などの発達障害などが疑われたが、半数以上は3歳時点では問題を指摘されていなかった。5歳児健診を実施していない佐賀市は「小児科医が不足」、大分市は「人手やお金がかかる」としている。05年度から導入した福岡県宗像市は「5歳で問題を指摘された子供には、3歳児健診では問題がなかったケースもあった」と効果を認めている。
新しい病気の発生・拡散、「過去にない速さ」 WHO
朝日新聞 2007年08月25日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200708250086.html
国境を越えた人の移動が加速するなかで、新しい病気も急速に世界に広がっていることが、世界保健機関(WHO)の調べで明らかになった。過去40年間に約40の新しい病原体が確認され、この5年間に1100もの伝染病の流行が起きた。WHOは伝染病発生情報やウイルス検体の共有が欠かせないとしている。
WHOが発表した07年版の「世界保健報告」によると、67年以降、エイズやエボラ出血熱、SARS(重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルエンザの人への感染、マールブルグ熱、ニパウイルスなど、39の病原体が見つかった。ほぼ毎年新しい病気が生まれている計算で、「過去に例のない速さ」だとしている。 年間20億人と推定される飛行機利用者や膨大な量の物資の国際移動が病気の拡散を加速させていると報告書は分析。特に飛行機移動で潜伏期間中の感染者が本人も気づかないうちに各地に感染者を増やす。病気は数時間単位で国から国へと移動し、拡散防止は「事実上不可能」という。
WHOが最も警戒を強めている新型インフルエンザの発生・大流行が起きると、流行を確認した時点で、全世界で国境を越える移動を全面禁止にしたとしても、感染拡大を2、3週間遅らせるだけの効果しかないとも分析している。大流行が起きた場合、過去の流行をもとに試算すると、世界人口の4分の1にあたる約15億人が感染する可能性が高いという。
「赤ちゃんポスト必要ない世界に」 熊本市・慈恵病院 蓮田理事長が講演
西日本新聞 2007年8月27日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070827/20070827_002.shtml
富士山の晩夏を焦がす炎
中日スポーツ 2007年8月26日
http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2007082601000434.html
週間医学界新聞 第2745号 2007年8月27日
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/nwsppr_index.html
● 〔座談会〕マネジメント実践の自己評価(陣田泰子,井部俊子,太田加世)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2745dir/n2745_01.htm
● 第33回日本看護研究学会の話題から
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2745dir/n2745_02.htm
● 第41回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式開催
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2745dir/n2745_03.htm
● 『看護医学電子辞書』第1回電子出版大賞受賞
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2745dir/n2745_04.htm
● 〔連載〕看護のアジェンダ(32)(井部俊子)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2745dir/n2745_05.htm
● 〔連載〕研究以前のモンダイ(5)(西條剛央)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2745dir/n2745_06.htm
● 〔連載〕ストレスマネジメント(17)(久保田聰美)
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2745dir/n2745_07.htm
● NURSING LIBRARY 書評・新刊案内
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2007dir/n2745dir/n2745_08.htm
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