おはようございますo(^-^)o..。*♡ ぽち→
今日一番のビッグニュースはこれでしょう!
閉経後に卵子提供をうけて妊娠成功された方々はすごいことになってる話!
帝王切開分娩後に子宮摘出しなければならないほど
(そして死なないのが不思議なほど)大出血するというのは学会内ですでに
共通認識ですが、8割はすごいですね!ぜひこの抄録を探します。
それから産科崩壊続々。横浜はヤバいようですo(^-^)o
遠野市は本当に助産所をするようですね。どうしてもという地域なのでしょうか。
DPCの報告書を毎日はきちんと読んだんですね。これ大変な作業で
資料1400頁くらいありましたです。。。えらいぞ(>▽<)!!!
で、包括医療で入院日数が減ったはいいけれど、再入院率が高くなって、
治癒率も減ったそうです。ま、人間の回復力がシステムによって上がるわけ
ではないので予想通りの結果ですけれどねo(^-^)o..。*♡
後半は『美しい日本の社会保障』というテーマでいくつかのニュースをお楽しみください!ではどうぞ!
提供卵子で高齢出産、妊婦8割が重度の合併症
2007年7月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070711i407.htm
閉経後に米国で卵子提供を受けた50歳前後の妊婦の約8割が、切迫早産などの重い合併症で入院が必要になったことが、東京日立病院(東京・文京区)の合阪幸三・産婦人科医長の調査でわかった。国内では、匿名の第三者からの卵子提供を認めようという声も強く、今後、提供卵子による高齢妊娠が増えそうで、合阪医長は「特に、超高齢出産の場合は、スタッフのそろった周産期医療センターなどでのケアが必要」と強調している。
10日、都内で開かれた日本周産期・新生児医学会で報告した。
調査対象は、合阪医長が過去5年間に担当した31人。平均年齢は50歳で、最高齢は56歳、最年少は46歳だった。米国で卵子提供を受けて、妊娠後、国内で出産を希望して来院した。多胎妊娠は4人で、すべて双子だった。
多胎妊娠に比べリスクの低い27人の合併症の発生は、妊娠高血圧が9人(33・3%)と最も多く、卵子提供のない通常の出産よりも約6倍頻度が高かった。妊娠糖尿病も8人(29・6%)で約2・5倍、切迫早産も12人(44・4%)で約3倍だった。これらの合併症の治療のため、27人のうち22人が入院した。双子を妊娠した4人は全員、切迫早産のために入院した。また、母乳の分泌は、1か月検診時では、31人中17人が良好だったが、3か月検診時には3人に激減した。匿名の第三者からの卵子提供を巡っては、厚生労働省の生殖補助医療部会が容認した。しかし、法制化には至らず、日本学術会議で是非を検討している。
産科医不足 横浜でも深刻
4年間で20人減、他市からの「お産流入」も顕著に/横浜
タウンニュース 2007年7月12日号
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/11_izum/2007_3/07_12/izum_top2.html
「自宅の近くで出産できない」「産科が見つからない」-。横浜市内で産科不足の窮状が顕著になっている。市内の医師数はここ数年横ばいの状況の中、なぜ「産科医」が足りないのか。横浜市産婦人科医会の明石敏男会長に、現状を聞いた。
神奈川県産婦人科医会のまとめによると、横浜市内の分娩件数は平成16年に33238件だったが、17年に31722件に減少、一転、昨年は33023件と増加している。しかし、平成14年から18年の4年間で、産科医師数は211人から191人に20人減、医師一人あたりの分娩件数は172・9人と増え、分娩件数の増加と「産科医不足」が数字として明らかになっている。
「産科医不足の現状はとても深刻」と明石会長は語る。産科は24時間体制の勤務状況と、出産時に予見できない事態もあり、訴訟のリスクが高い。「体力・精神的な負担も多く、開業医が産科を辞めてしまうケースが多い」という。病院の産科においても、厳しい勤務状況に対して待遇が伴わないため辞めてしまう。昨年度、市内の医大を卒業後、産科の医局に入ったのは4大学で7人。開業医の高齢化や後継不足も伴い、産科医が増える見込みは少ない。
そして市内で顕著なのは他市からの流入だ。横浜南部では横須賀市など以南から、横浜北東部では川崎周辺から病院・診療所(開業医)の「お産ができる病院」探して流入するケースが増加。今まで一人年間100~200件の分娩を扱っていた開業医も、今までの倍以上の分娩件数に立ち合わなければならないという。「分娩予約は半年先まで満杯」という診療所も多い。打開策として、助産師の増員などでしのいでいるが、実際にお産の診療を行うのは産科医。件数が増えても、人件費までカバーしきれないのが現状だ。県産婦人科医会の調査では、横浜市内の分娩取扱施設が5年後には7施設の減、産科医数も4人減と予測。明石会長は「産科を辞めた地域のお産をカバーすることで精一杯」とその悪循環を懸念する。
市では今年度予算で、緊急産科医療対策費として約800万円を計上。医療機関へ助成し、「健診は診療所、出産は病院」という役割分担で産科医不足を補う。病院勤務の産科医も減る中で、現状に対する早急な対策になるのか。産科医・母親ともに安心して出産に臨める体制となることが望まれる。
地方格差を問う<中> 消える『産科』 へき地の医師 絶対数増を
中日新聞 2007年7月11日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2007071102031457.html
青森県北部・下北半島の付け根に位置する野辺地(のへじ)町は、県内有数の豪雪地帯だ。野辺地病院は、人口一万五千人余りの町にただ一つの公立病院。近隣地域の患者も受け入れるへき地医療の中核施設でもある。
待合ロビーは午前中から患者であふれる。だが、年間二百件余りの出産を受け入れていた産科は医師不在のため二年前から休診。産科通いには、青森、三沢両市などに車で一時間かかるようになった。小児科も昨年から常勤医がいなくなり、夜間の急病や入院対応はできない。
「少子化、少子化と言うが、子どもを産み育てる環境が整っていない」-。同病院の藤谷強幸事務長はため息をついた。
青森県は人口十万人に対する医師数(勤務医)が埼玉、茨城、千葉の三県に次いで全国ワースト四位(二〇〇四年十二月末時点)。都市基盤が整った三県と比べれば、実質的には最下位といえる。
特に夜間の救急医療など過酷な勤務を強いられる産科医、小児科医の減少は深刻だ。現在青森県内の二十九の公立病院のうち、ここ数年で、野辺地病院を含む五つの病院で産科が閉鎖され、今は十三病院しか開設していない。同県の新生児死亡率が全国ワースト二位(〇六年)なのも「産科医不足と無関係とは言い切れない」(県健康福祉部)とされる。
医療制度改革で診療報酬が全般に引き下げられたことも、産科や小児科閉鎖に追い打ちをかけている。公的病院を運営する市町村にとっては、収益が減る分、負担が増加。特に、医師の勤務が過酷で医療行為のリスクが高い産科、小児科の存続は敬遠される傾向にあるのだ。
さらに地方の医療環境を悪化させているのが、〇四年度に導入された新臨床研修制度だ。新人医師が自由に研修先を選べるようになり、都市部の病院に研修医が集中。多くは、そのまま都会で勤務するようになるため、地方病院では医師の定員割れが続出するようになった。野辺地病院が産科閉鎖を余儀なくされたのも、弘前大学医学部が派遣医師を引き揚げたためだ。弘前大と付属病院の医師は最盛期に比べて約六十人も減少。とても地元の病院に人材を供給する余裕などない状況だ。
県や大学も手をこまねいているわけではない。奨学金制度の充実や推薦入学の地域枠拡大、女性や退職医師の働きやすい環境整備、過重勤務を是正するための公立病院の機能再編成、研修機会を増やすための国内外の先進医療機関との提携…。県や大学が着手、検討しているこれらの施策は政府・与党が五月末に打ち出した緊急医師確保対策を先取りするものだ。
国はといえば、その対策の目玉としてこのほど、全国規模の病院グループなどとの連携により、北海道、岩手など五道県の医師不足地域に医師を派遣することを決めたが、その数はたったの七人。当然、こうした対策を見つめる地方の目は厳しく、佐藤敬・弘前大医学部長は「プラスになることは間違いないが、医療行政そのものを抜本的に見直さないと解決は難しい」と指摘する。地元に根付かない短期間の医師派遣は「かえって地元に不利益になる」(同大関係者)との見方もある。
地方が一致して求めるのは、医師の絶対数の大幅増加だ。だが、国は医師の総数は過剰との見方を崩していないため、医学部定員の臨時増は認めるものの、恒久的な増加には及び腰だ。“根本治療”になっていない-。地方からはそんな叫びが聞こえてくる。
遠野市が公立助産院 相談業務や遠隔健診、年内開設予定
河北新報 2007年07月12日木曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/20070712t33024.htm
産科医の空白域となっている遠野市で、市立助産所の開設準備が進められている。お産は扱わないが、助産師が妊婦の相談に乗ったり、情報技術(IT)を利用した遠隔健診を手掛けたりする。独立した公立の助産所は全国でも珍しく、東北では初めて。
「遠野市助産院」(仮称)は市内の遊休施設を活用し、助産師3人が常勤する。主な業務は母乳指導や健康管理などの相談。妊婦同士が気軽に情報交換できるスペースや、産前産後に利用可能な宿泊設備も整える。市の福祉医療施設と約30キロ離れた岩手県立釜石病院をインターネットで結び、2006年10月に始まった「遠隔妊婦健診」も担当。経産婦がお産の際、子どもを預けられるよう24時間保育も実施する。
救急搬送体制を強化するため、ドクターヘリの配備を検討。将来は産科医を募り、自前で出産を扱える施設を目指す。緊急時に対応してもらう連携医療機関の選定もめどが立ち、公募で助産師を確保の上、年内に開設する予定。市は施設改修・運営費など当初の事業費を5000万―6000万円と見込んでいる。
遠野市では年約200件のお産がある。02年に県立遠野病院産婦人科の常勤医が不在となり、市内に分娩(ぶんべん)施設はなくなった。多くの妊婦は一時間以上かかる盛岡市や花巻市などに通院を強いられ、遠野市は交通費を助成している。
公的な助産所は、東北では公立刈田総合病院(白石市)が院内助産所を開設しているが、単独の施設は全国でも大阪府高石市立助産所など数少ない。市健康福祉部は「思春期から妊娠・出産、更年期までの相談や核家族の支援など、幅広く市民をサポートする施設として育て、遠野を『安産の里』に変えたい」と意気込んでいる。
質向上に伴う自然増とそれ以外を分けて提示 医療費将来見通し検討会が報告
医療タイムス 2007年07月11日
http://times-net.info/news/2007/07/post_636.php
医療費の将来見通しに関する検討会(座長・飯野靖四慶應義塾大学名誉教授)は11日、医療費の自然増の中には医療の質向上に伴う増加分とそれ以外の要因による増加分があるとして、将来見通しではこれらを分けたものも同時に示すことで、医療の在り方に関する議論の素材が提供できるのではないかと提案した。
入院費包括払い:導入病院で平均入院日数減少 評価報告書
毎日新聞 2007年7月11日
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070712k0000m010080000c.html
厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会の小委員会は11日、1日の医療費を定額とするDPC(入院費包括払い)を導入(準備含む)する731の病院で、昨年7~12月に退院した約258万人の追跡調査結果を踏まえ、DPCの評価報告書をまとめた。初年度の03年度から取り入れた82病院は、06年の平均入院日数が17.35日と導入前の21.22日(02年)から着実に減り、「入院医療の効率化が進んでいる」とした。しかし、同じ病気で6週間以内に再入院した人は3.94%から7.09%へと増えた。「治癒」した患者の割合は11.73%から5.05%に落ちる一方、「軽快」の割合は67.08%から74.07%へ増えており、患者を「前倒し」で退院させている実態がうかがえる。
がん治療対応病院35%/県医療機能調査
沖縄タイムス 2007年7月11日
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200707111300_09.html
病院問題は、吉田市政最大の難関になりそうだ! (下)福岡市
データ・マックス 2007年7月11日
http://www.data-max.co.jp/2007/07/post_1231.html
国立大病院は募集枠確保 看護師採用、7割未満も
東京新聞 2007年7月11日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007071101000625.html
臨床検査団体で進むインターネット広報の充実
検査の重要性で国民・患者への啓発
Japan Medicine 2007.7.11
http://megalodon.jp/?url=http://www.japan-medicine.com/shiten/shiten1.html&date=20070712085708
医学部定員増で準備入り 山形大、期待と課題抱え
山形新聞 2007年7月11日(水)
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200707/11/news20070711_0143.php
歯科医の麻酔研修で死亡 指導医は不在 三井記念病院
asahi.com 2007年07月11日
http://www.asahi.com/national/update/0711/TKY200707110465.html
東京都千代田区の三井記念病院で、歯科医が研修で外科手術の麻酔をした際、指導医が監視しない時間があるなど厚生労働省の指針に反していた問題で、患者が死亡した症例があることが東京都の調べで分かった。
都や同病院によると、06年10月、腎臓病の男性(72)が研修中の歯科医から全身麻酔を受けた直後に心停止となり、2カ月後に死亡した。麻酔の際、指導医は手術室にいなかった。病院側は手術後、患者の家族に対して「医師が麻酔をした」と虚偽説明をしていたことも分かった。 また同年11月には同じ歯科医が麻酔をした女性(73)が2日後に心肺停止となり、植物状態が続いている。同病院は「指導医が不在だった可能性が高い」としている。
同病院は03年から日大歯学部の歯科医らを受け入れ、週1回、麻酔研修を実施していた。指導医は、同病院に非常勤で勤める日大歯学部教授(麻酔科専門医)だった。 都は原因究明を指導し、同病院は「2例に関して第三者を入れて検証する」としている。
「処置怠り症状悪化」赤十字病院に賠償請求 神戸の男性
神戸新聞 2007年7月11日
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000451787.shtml
「肝炎センター」設置へ 治療情報、各地に提供 厚労省
朝日新聞 2007年7月11日
http://www.asahi.com/life/update/0711/TKY200707110483.html
無理心中・・・介護疲れか
札幌テレビ 2007年7月11日
http://www.stv.ne.jp/news/item/20070711190111/
未明からけさにかけ、札幌で母と子2人の遺体が相次いでみつかりました。心臓を患い入院していた79歳の母親ー。その母を介護していた息子が無理心中を図ったとみられています。
「私の母の遺体がある、私が殺しました。お願いします」
昨夜11時50分ごろ、警察にかかってきた1本の電話ー。
(一関記者)「男はここで携帯電話を使って110通報した」
男の話に基づき警察が捜索したところ、午前1時すぎ、札幌市南区中ノ沢の山林で女性の遺体が見つかりました。女性は、中央区の宮下幸子さん(79歳)で、首には絞められたあとがありブルーのシートで包まれていたということです。
午前4時過ぎ、幸子さんの遺体が見つかった現場から3キロほど離れた真駒内公園で男の遺体がみつかりました。男は、110通報した息子の博行容疑者(47歳)で首を吊って、自殺していました。
(一関記者)「遺体の近くには携帯電話がありました。また、服の中には"私が手をかけました"というメモがのこっていた」
「ご迷惑をおかけします。身寄りは入院中の母親しかいません。大げさにしないでください。火葬してください」
また、博行容疑者の自宅からも会社宛てなど数通の遺書が見つかりました。博行容疑者は幸子さんと2人で暮らしていましたが幸子さんは、心臓を患いことし1月から、病院に入院していたということです。
(近所の人)「(博行容疑者は)おとなしくて静かな感じ」
(親子を知る人)「母親が具合が悪くなって入院してから、(博行容疑者は)仕事から帰り毎日病院に通っていた。とにかく親孝行の人でした」
幸子さんが入院していた病院によりますと博行容疑者は、足の悪い幸子さんの介護のために毎日、病院を訪れていたということです。
(病院関係者)「息子さんとは非常に仲の良い家庭なのかなと感じていた。非常に誠実そうな方」
博行容疑者は、きのう昼、会社から借りていた車を使って、病院から母親を連れ出し犯行に及んだとみられています。その後の調べで、幸子さんの死因は首を締められたことによる窒息死で、死後半日から1日が経っていることがわかりました。警察は今後、博行容疑者を容疑者死亡のまま殺人と死体遺棄の疑いで書類送検することにしています。
終末期入院医療費は1日3万1800円、同年代の1・5倍
読売新聞 2007年7月11日
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070711i514.htm?from=main5
「おにぎり食べたい」日記残し、生活保護「辞退」男性死亡
朝日新聞 2007年7月11日
http://www.asahi.com/national/update/0711/SEB200707110049.html
訪問入浴(下)増える重症者 足りぬ看護師
2007年7月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kyousei/saizensen/20070711-OYT8T00215.htm
韓国、2050年には最も年老いた国に=統計庁
朝鮮日報 2007年7月11日
http://www.chosunonline.com/article/20070711000021
ジンバブエ:HIV/エイズ治療への取り組み
国境なき医師団(MSF) 2007年7月11日
http://www.msf.or.jp/2007/07/11/5835/hiv_8.php
チャイルドシートなしだと高致死率…着用の9・8倍
2007年7月11日 読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/mama/medical/mm20070711kk02.htm
児童福祉司数の自治体格差が最大2倍、虐待相談は過去最高
2007年7月11日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070711i205.htm
肺がんに関係、新遺伝子発見 自治医大グループ
朝日新聞 2007年07月12日
http://www.asahi.com/health/news/TKY200707110542.html
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