ではでは、今日のおすすめブログの紹介です!
朝日の記事に関して。
みんな早いですね!もういろんなところからコメントでています。
医師確保へ苦心の高給 自治体病院2倍の差 政投銀調べ
伊関友伸のブログ 2007/04/08(日)
http://iseki77.blog65.fc2.com/blog-entry-1496.html
この記事の最大の問題は、民間の医療機関との給与比較をしていないことである。
民間医療機関との労働条件の比較をせず、ただ報酬が高いと言って、報酬を引き下げる動きになれば、より地方の条件の悪い自治体病院から医師が立ち去ることに拍車をかけることになる。
自治体病院から医師が立ち去っているのは、報酬の問題だけでなく、コンビニ志向で医療を使う住民やお役所仕事で病院を運営する事務などの問題があり、それを変えることができない自治体病院という問題もある。
このようなことを指摘しないで、報酬が高いことだけを切り取った記事は問題である。
この記事の行き着く先は、「だから若手医師を僻地の自治体病院に強制的に派遣しろ」という論調になるように思われる。
[問題は給与ではない]建設的報道を求む
東京日和@元勤務医の日々 2007.04.08
http://blog.m3.com/TL/20070408/3
なんか、こういう報道を見ても、医師が高給取りだとか変なキャンペーンに使われないか心配です。例の尾鷲の時も、金額ばかりが悪しき報道のタネになって、現場で代務もいない、休暇もまともにとれないで苦労している先生にむち打つことにならないか心配です(今回はそのへん少しはフォローされていますが)。
そして何故、へき地医療が大変なのかを誰も語っていない。現実問題として、その地域で医師を必要としている自治体が「努力」していることを評価して、国がやっぱりそういう人をモノ、カネといった資源でプラスになるような政策を行わなければ、大都市部に比較してやはり高度の医療はもちろん、救急なども維持するのは困難です。
その辺りについては、もう少し考察が欲しいところでした。
それからコレ!内診問題でホットです (>▽<)!!!!
「一部の産科医からは今も恨まれているらしい。」田村やよひ 元厚生労働省医政局看護課長
勤務医 開業つれづれ日記 2007-04-08
http://ameblo.jp/med/entry-10030201624.html
>一部の産科医からは今も恨まれているらしい。
恨まれているのは大部分の産科医、
だと思いますが、臨床経験2年半しかないのでは仕方ないですね。
保健師助産師看護師法の一部改訂はこの方の行政官として最後のお仕事
だったそうですから、責任はこの方にある、ということです。
こういう方が日本の医療の方向性を決めているかと思うと、
改めて寒気というか、あきれるというか、
もうだめだ…、
といったあきらめに似た感情が沸いてきます。
これに対するconta先生のコメントもなかなか的を得ています。
■自覚が足りない
>一部の産科医からは今も恨まれているらしい。
一部じゃないですよ^^;;
しかも”らしい”でもないです
あと数年すれば、多くの妊婦からも恨まれるようになります。
conta
http://ameblo.jp/med/entry-10030115593.html#c10045815702
うん、ナイスツッコミ!!!ぐっじょぶです!
IT化に関しての議論も盛んです..。*♡
強引なIT化に対抗する手段は? 2007.04.07
元気に明るく生きて行ける社会のために、医者のホンネを綴りたい
http://blog.m3.com/DrTakechan/20070407/1
いずれにしても、われわれの労働によるデータを無料で渡す必要はない。
全国の医師よ。まず取るべき行動は、
(1)全面反対!。
そして、次なる手は、
(2)データ料を奪取することだ。
ドロボウ厚労省などに貴重なデータを与えてなるものか!。さあ、立ち上がれ!
これに対し、その上をいっています(笑)。
個人情報の値段
さあ 立ち上がろうー「美しい日本」にふさわしい外科医とは 2007.04.07
http://blog.m3.com/Fight/20070407/6
甘いです。
甘すぎます。
これだから、医者をだまして利用するのは辞められません。
医者の市場価値をADと比較された方が以前いましたが、一般のかたはともかく、我々医療者は自分の「市場価値」に無頓着すぎました。
だから、医療に関わる経済学など、まったく知らずに年をとって、そのまま墓に入ることができる、なんと幸せなお医者さまで満ち溢れているわけです。
医者の給料(うちの家族の食卓にて)
眠らない医者の人生探求劇場・・・・(薬はやってません) 2007.04.07
http://blog.m3.com/my-quest-since-2006/20070407/3
「(弟は)安月給だからね。帰ってきたときくらいはおいしいものを食べさせないと」(母)
「いや、まぁ確かに医者としてはまだましな給料をもらっているけど、バイト禁止だしね」
「医者ってお金もらっているんでしょう?」
「いや、そんなにもらっていないよ。うちの大学の先生なんか、僕らの70%くらいじゃないか?ずっと働いているのに」
「ぜんぜん、金持ちじゃないじゃない。」
「だから、医者が金持ちだって言うのは幻想だって。金のなる木とのたまった親戚には訂正してください」
わ。。。わびしい。。。(涙)
「『医療クライシス』再開」
がんになっても、あわてない 2007/4/7
http://air.ap.teacup.com/awatenai/244.html#readmore
こちらはかなり的確ですね。長文ですが一部引用。
前回の「医療クライシス」よりも、記事の質が整っている気がする。
このままにしていたら、おそらく医療はどこまでも崩壊する。医療が崩壊すれば、それを利用する国民は不安になるし、病気になった時には絶望し苦しむことになる。
現在でも、急に医療を受けることになって「えっ、こんな状況になってるの!?どうして普通に医療が受けられないの?」と驚く状況は、日本中に広がっている。これまでは医者が悪い、病院が悪い、医者を集められない行政や経営者が悪い、医者を派遣しない大学が悪いなど、現場にいる者が叩かれた。しかし叩かれてもどうしようもない状況だった。
1.医者が足りない(医師数抑制政策による)
2.医療に余裕がない(医療費抑制政策による)
3.医者が病院から逃げ出す(1と2による)
4.大学に医者がいない(新臨床研修制度など)
このまま続けば、頑張りきれない医者は病院から逃げ出し、踏みとどまっている医者はますます苦しくなるという悪循環がさらに進む。限界点に達している医療現場も限界点を越えて崩壊してしまったところも、やる気になったマスコミがちょっと探すだけで、山のように出てきている。
さて、お次はこんな話題で息抜きを♪
TビーS
現実逃避・・・でもいいじゃない 2007.04.06
http://blog.m3.com/Non-escapism/20070406/T_S
うーん。たしかにあの機械危なそうですもんね!みる限り。
きちんと出演者に危険性を説明してから出てもらっていれば、問題にならないかも(笑)!
インフォームドコンセントってことで..。*♡
健診
へなちょこ内科医の日記(当直日誌兼絶望日誌) 2007-04-06
http://d.hatena.ne.jp/physician/20070406#p3
新年度から新しい病院に移られたようで、
毎日『業務』の成功率について謎の報告をあげられています(笑)。たのしい!
で、このコメント欄が盛りあがりをみせています!
みなさまもぜひご参加を..。*♡
あ、元記事はこれ。
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10029868272.html
いま診(み)に行きます
元 院長の独り言 April 07, 2007
http://ryogoku.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_904e.html
やってられんよな~というお話。
道内自治体病院大赤字
五里夢中於札幌菊水 2007-04-07
http://blog.goo.ne.jp/peak1839/e/00a4490258acd5da99f03c2bc00805ba
明日は北海道知事選。誰に投票してもこの問題は変わらないかな~。
札幌医大の独法化をやめてみても、おくにの方針が変わらなければ
地域医療は切り捨てられる一方ですよ、荒井さん。
だれっ荒井さんって Σ(-_-;)!!!
http://araiclinic.at.webry.info/ これじゃなさそうだし。
(正解は北海道知事候補 荒井 聡さんでした..。*♡コメントいただきました!ありがとうございますo(^-^)o)
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