3回目ともなりますと、記事は大幅に減少し、ちょっと手抜きな感がぬぐえません。
とりあえずおすすめブログの後に、記事のアドレス紹介としますね。
麻酔科医 「出血時、記憶にない」、調書揺るがす発言繰り返す 福島県立大野病院事件
勤務医 開業つれづれ日記 2007-03-19
http://ameblo.jp/med/entry-10028362878.html
なかなか臨場感のアルニュースです。
自白調書を否定する麻酔科の先生も、
産科の医師を後ろから撃つ助産師が
あっけなくボロを出すところも、
第1回公判の「ジンタイ」読み間違え事件から始まって、
検察に有利な点が全然見えない裁判です。
検察が専門性を無視して
事件性のあるストーリーを作ろうとして
そこかしこで破綻しているように思えます。
なかなかやるな
S.Y.’s Blog 2007-03-18
http://d.hatena.ne.jp/shy1221/20070318/p2
この助産師さん、かなり若い(事件当時3年目くらい)らしいのだが、
どんな世代でも、やっぱり助産師という人種は医師を背中から撃つのか?
と思わせといて、軽く弁護側に撃破されたみたいだけど、
裁判官の判断はわからんからなぁ。
ここだけ読めば論破されたように見えるけど。
しかし、この部分だけ読んでも、裁判ドラマの台本にもならないお粗末な
問答だよな。時間のムダだと思うんだが。
いなか小児科医 2007年3月18日
第3回公判
http://swedenhouse-oita.cocolog-nifty.com/pediatrics/2007/03/post_1.html
悪意を感じる報道
http://swedenhouse-oita.cocolog-nifty.com/pediatrics/2007/03/post_fa31.html
福島民報は第3回公判を次のようなタイトルで伝えています。
『「手術前から不安」 大野病院医療過誤で助産師証言』
証言した助産師さんは経験が少なく、帝王切開についたのも数例であった様です。不安でないわけがありませんよね。この報道には意図的に当該医師側を貶めようという意思がミエミエです。
間違いなく、福島民報は悪意をもって記事を作っています。そして、必要のない、被告の住所まで記事中に掲載しています。不快な感情をおぼえます。
そしてもちろん!!
ロハス・メディカル・ブログ
福島県立大野病院事件第三回公判(0)
http://lohasmedical.jp/blog/2007/03/post_531.php
福島県立大野病院事件第三回公判(1)
http://lohasmedical.jp/blog/2007/03/post_533.php
そしてみなさま!!!でましたよ!!!!
福島県立大野病院事件第三回公判(2)まだ更新中ですが!
http://lohasmedical.jp/blog/2007/03/post_534.php
このなかで注目したいのは、コレ!!
この傍聴録を巡ってと思われる面白いことがあった。
開廷前に裁判所の職員と裁判長から
二度に渡って
「メモは許可されているが録音は許可してないから
録音しないように。
もし録音しているのを見つけたら退廷させるし
次回から荷物検査をする」旨の注意があったのだ。
そりゃ、そうだよな、あんなの載ったら録音したと思うよな。
しかーし、私は横で見ていたから知っている。
事務局のM医師とH氏が
人間業とは思えないスピードでメモをしていたのを。
おおお..。*♡ なんかやっぱりすごいです(>▽<)!!!
みなさまに感謝です!!!!
第三回公判について(07/3/16)
。。。。いつものごとく長い。。。。。
えっと、ぜひぜひホームページの方でご覧下さい!
大野病院事件 第3回公判
ある産婦人科医のひとりごと 2007/03/17
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2007/03/post_d6f6_8.html
OhmyNews
■第一回公判
「医療崩壊」の鍵握る裁判の行方
医師を戦慄させた福島県立大野病院事件
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005432
■第二回公判
福島県立大野病院事件で第2回公判
「癒着剥離にクーパーの使用はありうる」
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000005546
■第三回公判
麻酔科医 「出血時、記憶にない」、調書揺るがす発言繰り返す
福島県立大野病院事件で第3回公判
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000006024
大野病院事件公判 被告の処置など証言
2007年3月17日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news003.htm
大熊町の県立大野病院で2004年12月、帝王切開手術で女性(当時29歳)を失血死させたなどとして、業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医、加藤克彦被告(39)(大熊町下野上)の第3回公判が16日、福島地裁であった。
前回に続いて検察側の証人尋問が行われ、手術に立ち会った麻酔担当医と助産師の2人が加藤被告が行った処置や女性の出血状況などについて証言した。
麻酔担当医は子宮内の出血状況について、胎児を取り出すまでは「通常よりやや多いという印象」と述べ、その後出血量が増えたと証言。「水面がスーッと上がるように下からわくようだった」と説明した。
弁護側の反対尋問では、加藤被告の過失の認識を問われ、「ミスと呼べるところがあったかは疑問だ」と弁護側に有利な証言をした。
「手術前から不安」 大野病院医療過誤で助産師証言
福島民報 2007年03月17日
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20070317/kennai-200703171020370.html
福島県大熊町の県立大野病院医療過誤事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた大熊町下野上、産婦人科医加藤克彦被告(39)の第3回公判は16日、福島地裁(大沢広裁判長)で開かれた。帝王切開手術に立ち会った女性助産師と男性麻酔科医に対する証人尋問を行った。
女性助産師は、手術前の気持ちについて「福島医大で似たような症例があり大量出血で大変だったと聞いたので、うちの病院で対応できるか不安だった」と証言した。被害者から取り出された胎盤について「(子宮と接していた)母体面がぐちゃぐちゃで、見たことがない胎盤だった」と述べた。
女性助産師は、帝王切開手術の経験が5回から10回程度で、前置胎盤や癒着胎盤の症例は事件まで未経験だった。
一方、男性麻酔科医は加藤被告について「産科医として未熟では全くない」と評価し「(手術中に)ミスと呼べるところがあったか疑問」と、加藤被告が刑事裁判に問われたことに疑問を投げ掛けた。手術中の出来事に関する質問には「覚えていない」との答えが目立った。
質問方法などをめぐり検察、弁護の双方が異議の応酬となり、公判は予定より1時間以上延びて約7時間に及んだ。
次回は4月27日午前10時からで、手術に立ち会った別の助産師と大野病院の男性院長への証人尋問を行う。
院内採取血液使わず asahi.com 2007年03月17日
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000703170002
大熊町の県立大野病院で04年に帝王切開手術中の女性(当時29)が死亡し、産科医加藤克彦被告(39)が業務上過失致死などの罪に問われた事件の第3回公判が16日、福島地裁(大澤廣裁判長)で開かれた。血液センターから輸血用の血液が届く前に、病院の職員から採血して血液を集めていたにもかかわらず、使用していなかったことが、同院の麻酔科医の証言で分かった。
この日、検察側の証人として、手術に立ち会った同院の助産師と麻酔科医の尋問が行われた。
麻酔科医の平間孝広医師によると、女性の出血が増えたため、いわき市のいわき赤十字血液センターに輸血用の血液を発注。看護師長からは「職員から血液を集めましょうか」などと申し入れがあり、発注した血液が到着する前に、約3千ミリリットルの新鮮血が集まった。だが、平間医師の判断でこの血液は使われなかったという。
平間医師は、その理由について「GVH病という合併症の恐れがあるので、新鮮血は使わなかった」と証言した。GVH病は、供血者のリンパ球が輸血を受けた患者の体内で増殖し、患者を攻撃することで起きる。日赤の輸血用製剤は、それを防ぐために放射線照射して供給されている。
ただし、厚生労働省の「輸血療法の実施に関する指針」によると、血液の搬送が間に合わない緊急事態の場合、院内で採取した血液を輸血に用いることができるとされている。
麻酔科医「過失なかった」/大野病院事件
2007年3月17日 福島民友ニュース
http://www.minyu-net.com/news/news/0317/news9.html
大熊町の県立大野病院で2004(平成16)年12月、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した医療事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医加藤克彦被告(39)=同町下野上=の第3回公判は16日、福島地裁(大沢広裁判長)で開かれた。検察側証人の尋問が行われ、手術に加わった麻酔科医と助産師の2人が証言した。麻酔科医は「手術ミスはなかった」とし検察側証人にもかかわらず、前回証言者と同様に弁護側主張に沿う発言をする一方、助産師は手術前から不安を持っていたことを述べた。
弁護側からの尋問に、麻酔科医は「血管やほかの臓器の損傷はなく、(被告に)過失はなかったと思う」と証言。「専門外だが、はがした方が止血できると思う。クーパー(手術用はさみ)の使用も違和感はなかった」と弁護側主張に沿う発言をした。
一方で検察側の主尋問に対し「剥離(はくり)中、わき上がるような出血があった」と証言。死因は出血性ショックだったとし、検察側が主張する「剥離の継続の結果、大量出血させ死亡させた」に沿うような発言もあった。
助産師は「福島医大でも前置胎盤で大量出血を招いて大変だったことを聞いていた」とした上で「産婦人科医が加藤被告一人の大野病院で手術するのは不安だった」と証言した。
この日の公判では、胎盤の剥離による出血量と時刻に関して、検察、弁護側双方が長く尋問時間を割いたが、証人のあいまいな証言が続き、午後5時の閉廷時間が約1時間ずれ込んだ。
大野病院事件で医師らが証言
NHK 2007年3月16日
http://www.nhk.or.jp/fukushima/lnews/02.html
県立大野病院の産婦人科の医師が、帝王切開の手術で女性を死亡させたとして起訴された事件の裁判で、当時、手術に立ち会った病院関係者2人が証人として証言しました。
大熊町にある県立大野病院の産婦人科の医師、加藤克彦被告(39歳)は帝王切開の手術の際、女性の胎盤を無理にはがして大量出血を引き起こし、死亡させたとして、業務上過失致死などの罪に問われています。
これに対し被告と弁護側は無罪を主張しています。
16日、福島地方裁判所で開かれた3回目の裁判では、まず、当時、助産師として手術に立ち会った看護師が検察側の証人として法廷に立ちました。
このなかで看護師は、「手術の前に加藤医師が、手術の危険性について説明し患者は不安そうにしていた。この手術を大野病院で行うことには自分も不安を感じていた」などと証言しました。
続いて、手術で麻酔を担当した医師が同じく検察側の証人として証言に立ち、加藤医師に応援の医師を呼ぶよう提案したものの断られたいきさつなどについて話しました。
しかしこの医師は、「加藤医師に逮捕されるほどの過失があったかと思うか」という弁護側からの質問には、「手術中に、明らかなミスはなく、疑問だ」と述べました。
助産師「不安だった」と証言
FNN 2007年03月16日
http://www.fukushima-tv.co.jp/news/news.htm#03160001
県立大野病院で帝王切開手術を受けた女性が死亡した事件の裁判で手術に立ち会った助産師が「うちの病院で対応できるのか不安だった」と証言しました。県立大野病院の産婦人科医、加藤克彦被告は3年前の12月、帝王切開手術中の大量出血で患者を死亡させたとして業務上過失致死などの罪に問われています。加藤被告はこれまでの公判で「最善を尽くした」などとして無罪を主張しています。福島地方裁判所で開かれた第3回公判には当時、手術に立ち会った助産師が証言台に立ちました。助産師は「難しい症例だったので手術の前からうちの病院で対応できるのか不安だった」と証言しました。裁判は夕方まで続くとみられています。
大野病院、産婦人科医の裁判 助産師らが証言
福島中央テレビ 2007年03月16日
http://www.fct.co.jp/news/#200703165182441
大熊町の県立大野病院で手術を受けた女性が死亡し、産婦人科医が起訴された裁判の第3回公判が開かれ、手術に立ち会った助産師と麻酔科医が証言に立ちました。
業務上過失致死などの罪に問われているのは、大野病院の産婦人科医、加藤克彦被告39歳です。
加藤被告は2004年、当時29歳の女性の帝王切開の手術をした際、無理に癒着した胎盤を引き剥がして死亡させたなどとされています。
きょうの公判では、検察側の証人として、手術に立ち会った助産師と麻酔科医が証言に立ちました。
この中で、助産師は「別の病院の同じような手術で大変だったと聞き、大野病院で対応できるか不安だった」などと証言しました。
麻酔科医は「手術中、わき上がるような出血を見たが、胎盤がはがれた時点かはわからない」と証言し、弁護側の「被告に過失があったか」という質問には「専門外だが、間違いがあったとは思えない」などと述べました。
きょうの公判は、予定を大幅に超えて6時過ぎまで続きました。
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